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2004 横浜国立大学 後期

経済,経営学部

易□ 並□ 難□

【1】 実数 a b 0 <a< 1 0 <b< 1 をみたす定数である. ax 1 b y 1 の範囲を動く実数 x y に対し,

z= xa y+ yb x

とするとき,次の問いに答えよ.

(1)  z 1+ 1 ab の大小を比較せよ.

(2)  z=1+ 1 ab となる x y を求めよ.

(3)  z の最大値と最小値を求めよ.

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経済,経営学部

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【2】  u v を実数とする. xy 平面上の 2 つの放物線

について,次の問いに答えよ.

(1)  C1 C 2 2 つの共有点をもつための u v の条件を求めよ.

(2)  C2 が定点 (a ,b) (ただし a2< b を通るように動くとき, C1 C 2 で囲まれる図形の面積の最小値を a b を用いて表せ.

(3)  C 2 が円 : x2 +( y2 )2 =1 と共有点をもつように動くとき, C1 C 2 で囲まれる図形の面積の最小値を求めよ.

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経済・経営学部

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【3】 数列 {a n} a 1=1 a2 =2 と関係式

an+ 2= 3a n+1 an n=1 2 3

で定めるとき,次の問いに答えよ.

(1)  an< an+ 1 n=1 2 3 が成り立つことを証明せよ.

(2)  an +1 2+1 =an a n+1 n=1 2 3 が成り立つことを証明せよ.

(3)  x2+ 1 y で割り切れ,かつ y2+ 1 x で割り切れるような正の整数の組 (x ,y) は無限個存在することを証明せよ.

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経済,経営学部

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【4】 複素数 z z 1 に対し,複素数 w w= 3z 1 z 1 で定める.また,実部が負であるような複素数の範囲を D とする.次の問いに答えよ.

(1)  D を複素数平面上に図示せよ.

(2)  z D の範囲を動くとき, w の動く範囲を複素数平面上に図示せよ.

(3) 実数 a 0 <a< 1 の範囲を動き,かつ z D の範囲を動くとき, aw の動く範囲を複素数平面上に図示せよ.

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工学部

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【1】 次の定積分を求めよ.

(1)  0 π 4 d xcos x

(2)  0 π 4 dx cos2 x

(3)  0 1 x2 +1 dx

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工学部

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【2】  xy 平面上に放物線 C 1:y =x2 と定点 A (a ,b) がある.ただし, b> a2 である.放物線 y = x2 を平行移動した放物線のうち, x=u を軸とし, A を通るものを C 2 とする. C1 C 2 で囲まれる図形の面積を S で表す.次の問いに答えよ.

(1)  C2 の頂点の y 座標を u a b で表せ.

(2)  S u a b で表せ.

(3)  u が実数全体を動くとき, S を最小とする u を求めよ.

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工学部

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【3】  xy 平面上に,円 C1: x2 +y2 =25 および点 P (1 ,0) を通る円 C 2 がある. C1 C 2 は点 Q (3 ,4) で交わり, Q における C 1 の接線と C 2 の接線は垂直である. C2 x 軸との交点のうち P と異なる点を R とする.次の問いに答えよ.

(1)  C2 の中心の座標を求めよ.

(2)  R の座標を求めよ.

(3)  P R を通るすべての円について,次が成り立つことを示せ.

C C 1 との 2 交点のどちらにおいても,その点における C の接線と C 1 の接線は垂直である.

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工学部

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【4】 複素数 z w の間には

w=a 2 iz +(1 +i) 2 z (1+ i) a は実数)

の関係がある. a を与えたとき図形 C a は,複素数平面上において,点 z z +z =0 をみたしながら動くとき,点 w が描く図形を表す.次の問いに答えよ.

(1)  a=1 のとき, Ca を図示せよ.

(2)  a −1 a 1 の範囲を動くとき, Ca の通過する範囲を図示せよ.

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工学部

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【5】  xy 平面上に曲線 C :y=x log x x>0 がある. C 上の 2 P (a ,a loga ) Q( 2a, 2a log (2 a)) における C の接線をそれぞれ l1 l2 とする. l1 l2 および C で囲まれる図形の面積を S (a ) とする.次の問いに答えよ.

(1)  C のグラフを描け.ただし, limx +0 x log x=0 を証明なしに用いてもよい.

(2)  l1 l2 の交点の x 座標を求めよ.

(3)  xlog x dx を求めよ.

(4)  S( a) a2 a によらない定数であることを示せ.

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