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2004-10301-0201
2004 横浜国立大学 後期
経済,経営学部
易□ 並□ 難□
【1】 実数 a ,b は 0 <a< 1 ,0 <b< 1 をみたす定数である. a≦x ≦1 ,b ≦y≦ 1 の範囲を動く実数 x , y に対し,
z= xa⁢ y+ yb⁢ x
とするとき,次の問いに答えよ.
(1) z と 1+ 1 a⁢b の大小を比較せよ.
(2) z=1+ 1 a⁢b となる x , y を求めよ.
(3) z の最大値と最小値を求めよ.
2004-10301-0202
【2】 u ,v を実数とする. xy 平面上の 2 つの放物線
について,次の問いに答えよ.
(1) C1 と C 2 が 2 つの共有点をもつための u ,v の条件を求めよ.
(2) C2 が定点 (a ,b) (ただし a2< b) を通るように動くとき, C1 と C 2 で囲まれる図形の面積の最小値を a , b を用いて表せ.
(3) C 2 が円 : x2 +( y−2 )2 =1 と共有点をもつように動くとき, C1 と C 2 で囲まれる図形の面積の最小値を求めよ.
2004-10301-0203
経済・経営学部
【3】 数列 {a n} を a 1=1 , a2 =2 と関係式
an+ 2= 3⁢a n+1 − an ( n=1 , 2 ,3 ,⋯ )
で定めるとき,次の問いに答えよ.
(1) an< an+ 1 ( n=1 , 2 ,3 ,⋯ ) が成り立つことを証明せよ.
(2) an +1 2+1 =an ⁢a n+1 ( n=1 , 2 ,3 , ⋯) が成り立つことを証明せよ.
(3) x2+ 1 が y で割り切れ,かつ y2+ 1 が x で割り切れるような正の整数の組 (x ,y) は無限個存在することを証明せよ.
2004-10301-0204
【4】 複素数 z ( z ≠1 ) に対し,複素数 w を w= 3⁢z −1 z− 1 で定める.また,実部が負であるような複素数の範囲を D とする.次の問いに答えよ.
(1) D を複素数平面上に図示せよ.
(2) z が D の範囲を動くとき, w の動く範囲を複素数平面上に図示せよ.
(3) 実数 a が 0 <a< 1 の範囲を動き,かつ z が D の範囲を動くとき, a⁢w の動く範囲を複素数平面上に図示せよ.
2004-10301-0205
工学部
【1】 次の定積分を求めよ.
(1) ∫0 π 4 ⁡d xcos⁡ x
(2) ∫0 π 4 ⁡ dx cos2⁡ x
(3) ∫0 1⁡ x2 +1⁢ dx
2004-10301-0206
【2】 xy 平面上に放物線 C 1:y =x2 と定点 A (a ,b) がある.ただし, b> a2 である.放物線 y =− x2 を平行移動した放物線のうち, x=u を軸とし, A を通るものを C 2 とする. C1 と C 2 で囲まれる図形の面積を S で表す.次の問いに答えよ.
(1) C2 の頂点の y 座標を u , a ,b で表せ.
(2) S を u , a ,b で表せ.
(3) u が実数全体を動くとき, S を最小とする u を求めよ.
2004-10301-0207
【3】 xy 平面上に,円 C1: x2 +y2 =25 , および点 P (1 ,0) を通る円 C 2 がある. C1 と C 2 は点 Q (3 ,4) で交わり, Q における C 1 の接線と C 2 の接線は垂直である. C2 と x 軸との交点のうち P と異なる点を R とする.次の問いに答えよ.
(1) C2 の中心の座標を求めよ.
(2) R の座標を求めよ.
(3) P ,R を通るすべての円について,次が成り立つことを示せ.
C と C 1 との 2 交点のどちらにおいても,その点における C の接線と C 1 の接線は垂直である.
2004-10301-0208
【4】 複素数 z , w の間には
w=a ⁢ − 2⁢ i⁢z +(1 +i) 2 ⁢z− (1+ i) ( a は実数)
の関係がある. a を与えたとき図形 C a は,複素数平面上において,点 z が z +z‾ =0 をみたしながら動くとき,点 w が描く図形を表す.次の問いに答えよ.
(1) a=1 のとき, Ca を図示せよ.
(2) a が −1 ≦a≦ 1 の範囲を動くとき, Ca の通過する範囲を図示せよ.
2004-10301-0209
【5】 xy 平面上に曲線 C :y=x ⁡log⁡ x ( x>0 ) がある. C 上の 2 点 P (a ,a⁢ log⁡a ), Q( 2⁢a, 2⁢a ⁢log⁡ (2⁢ a)) における C の接線をそれぞれ l1 , l2 とする. l1 , l2 および C で囲まれる図形の面積を S ⁡(a ) とする.次の問いに答えよ.
(1) C のグラフを描け.ただし, limx →+0 ⁡x ⁢log⁡ x=0 を証明なしに用いてもよい.
(2) l1 , l2 の交点の x 座標を求めよ.
(3) ∫⁡ x⁢log ⁡x⁢ dx を求めよ.
(4) S⁡( a) a2 は a によらない定数であることを示せ.