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2004 札幌医科大学 前期

易□ 並□ 難□

【1】  n 2 以上の整数とする. 1 2 3 のうちから重複を許して選んだ n 個の数の順列 x 1 x2 xn

xi xi+ 1- xi+ xi+ 1+3 i=1 2 n-1

を満たすもの全体を考える.このような順列のうち,

とする.このとき, an> bn bn =cn を示せ.

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易□ 並□ 難□

【2】  α 0 とは異なる複素数とし,その共役複素数を α と書く.

(1) 複素数平面上において三点, α α 1α はどの二点も異なり,かつ,この三点は一直線上にないとする.このとき点 α が存在する範囲を複素数平面上に図示せよ.

(2) 複素数平面上において点 α は(1)で求めた範囲を動き,さらに三点 α α 1 α を頂点とする三角形の内部(周は除く)に点 1 を含むとする.このとき,点 α が存在する範囲を複素数平面上に図示せよ.

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易□ 並□ 難□

【3】  a b は実数とする.すべての負の実数 x に対して

log 2a x1+ x2 2b x1+ x2

が成り立つような (a, b) の範囲を ab 平面上に図示せよ.ここで対数は自然対数とする.

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易□ 並□ 難□

2004年札幌医科大前期【4】の図 2004年札幌医科大前期【4】の図
   [直円柱 K ]

【4】 次のような直円柱 K と三角形 ABC を考える.

 直円柱 K は底面の円の半径が 1 高さが 2 である.三角形 ABC AB= AC の二等辺三角形であり,辺 BC の中点を M AM=MC =2 とする.また点 D E はそれぞれ辺 AB AC 上を AD= AE を保ちながら動くとする.

 三角形 ABC を直円柱 K の側面に辺 AM が母線,辺 BC が底面の周の一部分となるようにはり,線分 DE が通過してできる曲面によりこの直円柱を二つの立体に分ける(右上図参照).このとき,点 M を含むほうの立体の体積を求めよ.

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