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2004-13363-0701
2004 上智大学 理工学部
機械工学科・化学科
2月11日実施
易□ 並□ 難□
【1】 xy 平面に,原点を中心とし,半径が 1 ,r (0 <r<1 ) の同心円がある.この円周上を動いている 2 つの点 P( cos⁡t, sin⁡t) ,Q (r⁢ cos⁡2⁢ t,r⁢sin ⁡2⁢t ) を考える.ここで t は時間である.長さ PQ ‾ が最大値をとるのは cos⁡ t= ア イ のときである.以下, P ,Q を通る直線 l が y 軸と平行でないときのみを考える.このとき直線 l が x 軸の正の方向となす角を θ とする ( -π 2< θ< π2 ) .tan ⁡θ を t で微分することにより,
d θdt = ウ + エ ⁢r 2+ オ ⁢ r⁢ あ 1 +r2 -2⁢r ⁢cos⁡t
が得られるので, d θdt =0 となるのは cos⁡ t= カ キ ⁢ r+ ク ケ ⁢ 1r のときのみであることが分かる.したがって, dθd t= 0 となる t が存在するための必要十分条件は コ サ ≦r である.
選択肢:
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【2】 xyz 空間内の 4 点 O( 0,0, 0), A( 3 ,0,0 ), B (0, 1,1 ) ,>C ( 0,0, 1) を考える.
(1) 3 点 A ,B ,>C を通る平面に垂直な単位ベクトル n → は
n→ = シ ス ⁢(1 , セ , ソ )
と表される.ただし, シ >0 とする.
(2) 線分 OC 上の点 P ( 0,0, z) から 3 点 A ,B , >C を通る平面に下ろした垂線の足を H とする.このとき,線分 PH の長さは
PH‾ = タ チ ⁢ ( ツ -z )
と表される.
(3) また,(2)で定めた点 P から 3 点 O ,A ,B を通る平面に下ろした垂線の足を H ′ とする.このとき, S= PH‾ 2+ P H′ ‾ 2 とおくと,
S= 14 ( テ⁢ z2 + ト ⁢ z+ ナ )
と表される.点 P が線分 OC 上を動くとき, S の最小値は ニ ヌ である.
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【3】 複素数平面上の点 z= x+y⁢ i に対し
f⁡(z )={ | z |z | +| z| | ( z≠0 )1 ( z=0 )
とおく.ただし, i は虚数単位を表す.
(1) f⁡(z )<3 である z の範囲は中心 ネ + ノ ⁢i , 半径 ハ の円の内部である.
(2) |z | <f⁡( z) である z の範囲は ヒ フ <x である.
(3) 3⁢ | z|< f⁡(z ) である z の範囲は中心 1 ヘ + ホ ⁢ i , 半径 マ ミ の円の内部である.
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【4】 次のように定積分で表された関数
F⁡(x )= 116 ⁢ ∫04 ⁡ |t ⁢(t- 2⁢x) |⁢ dt
を考える.
(1) F⁡(x ) は
x≦ ム のとき モ ⁢ x+ ヤ ユ , ム ≦x≦ メ のとき 16⁢ ( ヨ ⁢ x3+ ラ ⁢ x + リ ), メ ≦ x のとき ル ⁢ x + レ ロ
となる.
(2) 0≦x≦ 3 における F⁡ (x ) は x= ワ のとき最大値をとり, x= ヲ のとき最小値をとる.