2005 東京大学 前期MathJax

Mathematics

Examination

Test

Archives

2005 東京大学 前期

文科

易□ 並□ 難□

【1】  f(x ) f (0)= 0 をみたす 2 次関数とする. a b を実数として,関数 g (x ) を次で与える.

g(x )={ a x x0 b x x>0

  a b をいろいろ変化させ

-1 0 {f (x)- g (x )} 2 dx+ 01 { f ( x)- g (x )} 2 dx

が最小になるようにする.このとき,

g(- 1)=f (-1 ) g(1 )=f (1)

であることを示せ.

2005 東京大学 前期

文科・理科共通

理科は【4】

易□ 並□ 難□

【2】  3 以上 9999 以下の奇数 a で, a2 -a 10000 で割り切れるものをすべて求めよ.

2005 東京大学 前期

文科

易□ 並□ 難□

【3】  0 以上の実数 s t s 2+ t2= 1 をみたしながら動くとき,方程式

x4- 2(s +t) x2+ (s- t)2 =0

の解のとる値の範囲を求めよ.

2005 東京大学 前期

文科・理科共通

理科は【5】

易□ 並□ 難□

【4】  N 1 以上の整数とする.数字 1 2 N が書かれたカードを 1 枚ずつ,計 N 枚用意し,甲,乙のふたりが次の手順でゲームを行う.

 (ⅱ)の段階で,甲にとってどちらの選択が有利であるかを, a の値に応じて考える.以下の問いに答えよ.

(1) 甲が 2 回目にカードをひかないことにしたとき,甲の勝つ確率を a を用いて表せ.

(2) 甲が 2 回目にカードをひくことにしたとき,甲の勝つ確率を a を用いて表せ.

 ただし,各カードがひかれる確率は等しいものとする.

2005 東京大学 前期

理科

易□ 並□ 難□

【1】  x>0 に対し f (x)= logx x とする.

(1)  n=1 2 に対し f (x) の第 n 次導関数は,数列 { an } {b n} を用いて

f(n ) (x)= an+ bn logx xn+ 1

と表されることを示し, an bn に関する漸化式を求めよ.

(2)  hn= k=1 n 1 k とおく. hn を用いて a n b n の一般項を求めよ.

2005 東京大学 前期

理科

易□ 並□ 難□

【2】  |z |> 5 4 となるどのような複素数 z に対しても w =z2 -2 z とは表されない複素数 w 全体の集合を T とする.すなわち,

T= {w | w=z 2-2 z ならば | z| 54 }

とする.このとき, T に属する複素数 w で絶対値 | w| が最大になるような w の値を求めよ.

2005 東京大学 前期

理科

易□ 並□ 難□

【3】 関数 f (x)

f(x )= 12 x {1+ e-2 (x- 1) }

とする.ただし, e は自然対数の底である.

(1)  x> 12 ならば 0 f (x )< 12 であることを示せ.

(2)  x0 を正の数とするとき,数列 {x n} n=0 1 を, xn +1 =f (xn ) によって定める. x0 > 12 であれば,

limn xn= 1

であることを示せ.

2005 東京大学 前期

理科

易□ 並□ 難□

【6】  r を正の実数とする. xyz 空間において

を満たす点全体からなる立体の体積を求めよ.

inserted by FC2 system