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2005-10361-0101
2005 金沢大学 前期 文系
教育,法,経済学部
易□ 並□ 難□
【1】 実数 α ,β について, x ,y は 2 つの等式
x+y= α⁢β +α+β -1 ,2⁢x +3⁢y =3⁢α ⁢β+2 ⁢α+2 ⁢β-3
をみたすものとする.次の問いに答えよ.
(1) α+β と α⁢ β を x, y で表せ.
(2) t の 2 次方程式 t2 -(α +β)⁢ t+α⁢ β=0 が実数解をもつ条件を x , y で表せ.
(3) α ,β が条件 -1≦ α≦1 ,- 1≦β≦ 1 をみたすとき,点 (x, y) の存在範囲を座標平面に図示せよ.
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【2】 不等式 y≦ -(x -1) 2 の表す領域を A 1 , 不等式 y≦ -(x +1) 2 の表す領域を A2 とする. A1 と A2 の和集合 A 1∪A 2 を A とする.また,不等式 y≧ (x-a )2+ b の表す領域を B とする.次の問いに答えよ.
(1) a=0 ,b=- 1 とするとき, A と B の共通部分 A∩ B の面積を求めよ.
(2) A1 と B の共通部分 A1 ∩B が空集合でないための条件を a , b で表せ.
(3) A と B の共通部分 A∩ B が空集合でないとき点 (a, b) の存在範囲を座標平面に図示せよ.
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【3】 複素数平面上で,点 0 を中心とする半径 1 の円を C , 点 1 を中心とする半径 1 の円を C′ とする.複素数 z の表す点は C 上にあり,複素数 w の表す点は C′ 上にある. z の偏角を θ とし, w-1 の偏角は 2⁢ θ とする.ただし, 0°≦ θ≦180 ° とする.次の問いに答えよ.
(1) w を θ を用いて表せ.
(2) w の実部が z の実部より小さくなる θ の範囲を求めよ.
(3) |w- z|= 3+1 をみたす θ の値を求めよ.