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2005-10561-0201
2005 大阪大学 後期
理,工,基礎工学部
配点50点
易□ 並□ 難□
【1】 a ,b を正の定数とし,次の 2 つの曲線
C1: y=a⁢ x2 , C2: y=-a ⁢x2 +2⁢ a⁢b⁢ x
によって囲まれる領域を S とする. S を x 軸のまわりに回転してできる回転体の体積を V x ,S を y 軸のまわりに回転してできる回転体の体積を V y とする.このとき,比 Vx Vy を求めよ.
2005-10561-0202
【2】 1 枚の硬貨を繰り返し投げる試行を前半と後半に分けて行った.前半では 103 回以上の試行を行った結果,表が出た割合は小数第 4 位を四捨五入して 0.510 となった.後半では 200 回の試行を行った結果,表が 99 回出た.これにより前半と後半をとおして表が出た割合はちょうど 0.5 となった.このとき,前半で硬貨を投げた回数を求めよ.
2005-10561-0203
【3】 複素数平面上の点 z が原点を中心とする半径 1 の円周上を 1 周するとき,
w=2⁢ 2⁢ z-z 2
で表される点 w の軌跡が虚軸と交わる回数を求めよ.
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【4】 xyz 空間において, xy 平面上に原点を中心とする半径 2 の円 C がある.また,点 (0 ,1,0 ) を通りベクトル (1 ,1,- 2) に平行な直線を l とする.この l 上の動点 P から最短距離にある C 上の点を Q とする.点 P が l の全体を動くとき,点 Q が動く範囲を図示せよ.
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【5】 関数 y= f⁡(x ) は,実数全体で微分可能で導関数 f ′⁡ (x) は連続とする. f⁡( x) は x= 1 4 で極大値 23 , x= 1 2 で極小値 - 1 6 ,x = 34 で極大値 1 をとり,その他の x では極値をとらないとする.また
f⁡(0 )=f⁡ (1)= 1 3 , limx →-∞ ⁡f ⁡(x) =limx →∞ ⁡f⁡ (x)= 0
であるとする.このとき,以下の問いに答えよ.
(1) y=f⁡ (x) のグラフの概形を - 1<x <3 の範囲で描け.
(2) F⁡(x )= ∫0x ⁡f⁡ (t)⁢ dt とおくとき, y=F⁡ (x) のグラフの概形を 0 ≦x≦ 1 の範囲で描け.
(3) F⁡(x ) の第 2 次導関数 F ″⁡ (x) の x= 1 4 における値を求めよ.