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2005 広島大学 前期

数学I・数学II・数学A・数学B

易□ 並□ 難□

【1】 次の問いに答えよ.

(1)  P(x ) は, x3 の係数が 1 であるような 3 次式とする. P( x) ( x+1) 2 で割ったときの余りは x+ 1 であり, (x- 1)2 で割ったときの余りは x+ c である.ただし, c は定数である.このとき, c の値と P (x) を求めよ.

2005 広島大学 前期

数学I・数学II・数学A・数学B

易□ 並□ 難□

【1】 次の問いに答えよ.

(2) 正の実数 x y x y=100 を満たすとき,

( log10 x) 3+ (log 10y )3

の最小値と,そのときの x y の値を求めよ.

2005 広島大学 前期

数学I・数学II・数学A・数学B

易□ 並□ 難□

【2】  2 つの円

(*)  x2+ y2+ (2 2sin θ) x- 172 y+sin2 θ+ 17 16=0

(**)  x2+ y2= 9 16

について,次の問いに答えよ.ただし, 0°<θ <180° とする.

(1) 円(*)の半径と中心の座標を θ を用いて表せ.

(2) 円(*)と円(**)が共有点をもたないような θ の値の範囲を求めよ.

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数学I・数学II・数学A・数学B

易□ 並□ 難□

【3】 三角形 OAB において, OA=5 OB=6 AB =4 とする. OA =a OB =b とおき,点 P

OP =2 5 a + 13 b

で定める.次の問いに答えよ.

(1) 内積 a b の値を求めよ.

(2) 点 P から辺 OA に垂線を下ろし, OA との交点を E とする. OE =k a を満たす実数 k の値を求めよ.

(3) 線分 PE の長さを求めよ.

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数学I・数学II・数学A・数学B

数学I・II・III・A・B・C【3】の類題

易□ 並□ 難□

2005年広島大前期文系【4】の図

【4】  1 枚のコインを 1 回投げて,三角形 ABC 1 つの頂点にある駒を,

表が出たとき,左回りで隣の頂点に移し,

裏が出たとき,右回りで隣の頂点に移す

という試行を考える.初めに駒を頂点 A に置く.次の問いに答えよ.

(1) この試行を 2 回繰り返したとき,駒が頂点 A にある確率 P2 を求めよ.

(2) この試行を 3 回繰り返したとき,駒が頂点 A にある確率 P3 を求めよ.

(3) この試行を 4 回繰り返したときに,駒が頂点 A に初めてもどってくる確率 Q4 を求めよ.

(4) この試行を n 回( n 2 )繰り返したときに,駒が頂点 A に初めてもどってくる確率 Qn を求めよ.

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数学I・数学II・数学A・数学B

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【5】 各実数 t に対して,方程式

y=(2 t-3 )x- t2

で表される直線 Lt を考える.次の問いに答えよ.

(1) 直線 Lt Ls が直交するとき, Lt Ls の交点の y 座標は, t s によらない定数になることを示せ.

(2) 放物線 y= ax2 +bx +c にすべての直線 Lt が接するとき,定数 a b c の値を求めよ.

(3) (2)で求めた放物線と 2 つの直線 Lt Lt+ 2 によって囲まれる図形の面積は, t によらない定数になることを示せ.

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数学I・数学II・数学III・数学A・数学B・数学C

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【1】 行列 I J

I=( 10 01 ) J=( 0 -1 00 )

であるとき,次の問いに答えよ.

(1) 行列

J2 J3 J4

は,それぞれ, I または J の定数倍になることを示せ.

(2) 実数 a b について,行列

aI+ bJ

が逆行列をもつための必要十分条件を求めよ.

(3) 任意の実数 s t に対して,行列

sI+ (1+s t) J+t J2+ st2 J3 +t2 J4

は逆行列をもつことを示せ.

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数学I・数学II・数学III・数学A・数学B・数学C

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【2】 正の実数 a b c を係数とする 3 次方程式

(*)  x3+ ax2 +bx +c=0

が,純虚数の解をもつとする.次の問いに答えよ.

(1)  ab- c の値を求めよ.

(2) 複素数平面上で方程式 x3 +8=0 3 個の解が表す点を頂点とする三角形を考える.方程式(*)の解が表すすべての点がこの三角形の頂点または辺上にあるとき, a b c の値を求めよ.

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数学I・数学II・数学III・数学A・数学B・数学C

数学I・II・A・B【4】の類題

易□ 並□ 難□

2005年広島大前期理系【3】の図

【3】  2 枚のコインを 1 回投げて,三角形 ABC 1 つの頂点にある駒を,

2 枚とも表が出たとき,左回りで隣の頂点に移し,

2 枚とも裏が出たとき,右回りで隣の頂点に移し,

表と裏が出たとき,動かさない

という試行を考える.初めに駒を頂点 A に置く.この試行を n 回繰り返したとき, 1 回目の試行後の駒の位置を X 1 2 回目の試行後の駒の位置を X 2 n 回目の試行後の駒の位置を Xn とする.次の問いに答えよ.

(1) この試行を 2 回繰り返したとき, X2 A である確率 P2 を求めよ.

(2) この試行を 4 回繰り返したとき,最後の X4 のみが A である確率 Q4 を求めよ.

(3) この試行を n 回( n 2 )繰り返したとき,最後の Xn のみが A である確率 Qn を求めよ.

(4) この試行を n 回( n 2 )繰り返したとき, Xn A である確率 Pn を求めよ. 

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数学I・数学II・数学III・数学A・数学B・数学C

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【4】 実数全体で定義された関数

f(x )= 4x+ ax2 +1

は, x= 12 で極値をもつ.ただし, a は定数である.次の問いに答えよ.

(1)  a の値を求めよ.

(2) 関数 y= f(x ) の最大値と最小値を求めよ.

(3) 定積分 0 1 f(x )dx の値を求めよ.

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数学I・数学II・数学III・数学A・数学B・数学C

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【5】 次の問いに答えよ.

(1) 関数 f (x)= 4x3 -3x + 12 の増減を調べて極値を求めよ.

(2) 公式

cos3 θ=4 cos3 θ-3 cosθ

を用いて, k=cos 2π 9 は方程式 f (x)= 0 の解であることを示せ.

(3)  k> 34 であることを示せ.

(4) 方程式 cos x=x の解を α とするとき,

2 π9 <α < π4

を示せ.ここで, 3.14<π <3.15 を利用してもよい.

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