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2005 大阪府立大学 中期

工学部

易□ 並□ 難□

【1】

(1) 無限級数の和

S= n=1 1 n(n +1) T= n=1 1n( n+1) (n+ 2)

を求めよ.

(計算の過程を記入しなくてよい.)

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【1】

(2) 自然数 n に対して,定積分 In

In= 0π4 sin nx dx

で定める. n3 のとき, In I n-2 n を用いて表せ.また, I2 I4 の値を求めよ.

(計算の過程を記入しなくてよい.)

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【1】

(3) 相異なる 3 個の複素数 0 α β が複素数平面上で表す点をそれぞれ O A B とする.線分 OA の長さは線分 OB の長さの 3 倍であり, AOB= 120° であるとき, α β を求めよ.また,

α2+ aα β+b β2= 0

となる実数 a b を求めよ.

(計算の過程を記入しなくてよい.)

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【2】  3 次正方行列 A B C

A=( 1 00 01 0 00 1 ) B=( 1 11 11 1 11 1 ) C=( 4 33 34 3 33 4)

で定める.このとき,自然数 n に対して,次の問いに答えよ.

(1)  Bn を求めよ.

(2) 実数 a b に対して,

(a A+b B)n =xn A+ yn B

となる実数 xn yn a b n を用いて表せ.

(3)  Cn= un A+vn B となる実数 un vn を求めよ.

((1)については計算の過程を記入しなくてよい.)

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【3】  1 辺の長さが 1 の正四面体 OABC において, OA =a OB =b OC =c とおく.直線 OA OB OC 上にそれぞれ点 P Q R

OP =t a OQ= t b OR= 1 t c

となるように定める.ただし, t>0 とする.このとき,次の問いに答えよ.

(1)  PQR の面積 S (t) を求めよ.

(2)  S(t ) の最小値とそのときの t の値を求めよ.

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【4】 自然数 n k 2 以上とする.箱の中に 1 つの番号が書かれたカードが n 枚あり, 1 から n までのどの番号もいずれかのカードに書かれている.この箱から同時に k 枚のカードを無作為に選ぶという試行を行う.ただし,選ばれたカードは箱の中に戻すことにする.この試行を m 回繰り返すとき, 1 番のカードが少なくとも 1 回選ばれる事象を A とし, 2 番のカードが少なくとも 1 回選ばれる事象を B とする.また, pm= P(A ) qm =P( AB ) とする.このとき,次の問いに答えよ.

(1)  m=1 のとき,確率 p1 a1 を求めよ.

(2)  m=2 のとき,確率 p2 を求めよ.

(3) 一般の m について, P( A ) を求め,確率 pm を求めよ.ただし, A は事象 A の余事象を表す.

(4) 一般の m について, P( A B ) を求め,確率 qm を求めよ.

((1),(2)については計算の過程を記入しなくてよい.)

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【5】  a は実数で, a>-2 とする.関数

f(x )=4- ( x2-a )2

について,次の問いに答えよ.

(1) 関数 f (x) の定義域を求めよ.

(2)  y=f (x) のグラフの概形を描け.ただし,グラフの凹凸および変曲点は調べなくてよい.

(3)  |a| <2 のとき, y=f (x) のグラフを x 軸のまわりに 1 回転してできる回転体の体積 V (a) を求めよ.

(4) (3)で求めた V (a) の最大値 M を求めよ.

((4)については計算の過程を記入しなくてよい.)

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