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2005 東京理科大学 理工学部B方式

情報科,工業化,機械工,土木工学科

2月4日実施

(1)〜(3)合わせて配点40点

易□ 並□ 難□

【1】 次の文章中の から までに当てはまる数字 0 から 9 を求めて,解答用マークシートの指定された欄にマークしなさい.

(1)  a b c は定数として, x の関数 f (x) g (x)

f( x)= x4+ ax3 +b x2+c x+d g( x)= x2- 2x

とする.すべての x に対して, h( g( x)) =f( x) が成り立つような 2 次関数

h( x)= x2+ px+ q

が存在するのは, a=- c=- b+ のときである.このとき, p=b- q =d となる.

そのとき,さらに g (h (x) )=f (x ) がすべての x について成り立つならば, p=- q= であり, b= c= である.

2005 東京理科大学 理工学部B方式

情報科,工業化,機械工,土木工学科

2月4日実施

(1)〜(3)合わせて配点40点

易□ 並□ 難□

【1】 次の文章中の から までに当てはまる数字 0 から 9 を求めて,解答用マークシートの指定された欄にマークしなさい.

(2) つぼに赤玉 3 個と黒玉 5 個が入っている.このつぼから無作為に玉を 1 つ取り出し,取り出した玉と同じ色の玉を 1 つ加えて元に戻す.たとえば,取り出した玉が赤ならば, 2 個の赤玉をつぼに入れる.この操作を繰り返し行う.なお,玉の大きさは無視できるものとし,操作を何回でも繰り返しできるものとする.

(a)  2 回目に赤玉を取り出す確率は である.

(b)  1 回目から 5 回続けて赤玉を取り出す確率は である.

(c)  1 回目から n 回続けて赤玉を取り出す確率を p n とし,自然数 k に対して,

an= nk pn n=1 2 3

とおく.数列 { an} 0 でない値に収束するとき, k= であり,

limn an=

である.

2005 東京理科大学 理工学部B方式

情報科,工業化,機械工,土木工学科

2月4日実施

(1)〜(3)合わせて配点40点

易□ 並□ 難□

【1】 次の文章中の から までに当てはまる数字 0 から 9 を求めて,解答用マークシートの指定された欄にマークしなさい.

(3) 原点を O とする xy z 空間内に, 3 A (3 ,2,0 ) B( 0,6, 0) C (0 ,4,5 ) があり,線分 OB 上に点 P (0 ,t,0 ) 0 t6 がある.点 P を通り x z 平面と平行な平面が四面体 OABC から切り取る図形が四角形となるのは, <t< のときである.点 P 以外のこの四角形の頂点を x 座標の小さいものから順に Q R S とすると,

Q の座標は ( 0,t, t ) であり,

R の座標は ( - t+ ,t, t- ) であり,

S の座標は (- t+ ,t,0 ) である.

この四角形の面積を D とする. D が最大となるのは, t= のときであって,このとき, D= である.

2005 東京理科大学 理工学部B方式

情報科,工業化,機械工,土木工学科

2月4日実施

配点30点

易□ 並□ 難□

【2】  k 0 k1 となる定数として, f( x)= x2- k2 とおく.また, t 0 t1 となる定数として, g( x)= x +t- |x -t| 2t とおき,

I= 01 f (x )g (x )d x

とする.

(1)  I を, t k を用いて表せ.

(2)  t 0 k1 の範囲を動くとき, I の最大値 M を, k を用いて表せ.

(3)  k 0 k1 の範囲を動くとき,(2)で求めた I の最大値 M が取り得る値の範囲を求めよ.

2005 東京理科大学 理工学部B方式

情報科,工業化,機械工,土木工学科

2月4日実施

30点

易□ 並□ 難□

【3】  x の関数 f 0( x) f1 ( x) f2 ( x)

f0 (x) =1

fn (x) =1+ 21! x+ 222 ! x2 ++ 2 n2! xn n=1 2 3

により定義する.

(1) 自然数 n に対して,

fn (x) -2 0x f n-1 ( t) dt

を計算せよ.

(2) 定数 a b に対し, g( x)= ae bx とする.すべての x について,

g( x)= 2 0x g ( t) dt+1

が成り立つように, a b の値を定めよ.

(3)  g( x) を(2)で定めた関数とする. n=0 1 2 に対して, hn (x) =g( x)- fn (x) とおく.このとき, 0x 1 ならば,

0hn ( x) h0 (1) (2 x)n n! n=1 2 3

が成り立つことを, n に関する数学的帰納法により証明せよ.

(4)  limn fn (1 ) を求めよ.

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