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2005 東京理科大学 工学部B方式

工業化,経営工,機械工学科

2月9日実施

(2),(3)と合わせて配点50点

易□ 並□ 難□

【1】 次の(1),(2),(3)においては,   内の 1 つのカタカナには 0 から 9 までの数字の 1 つが,英文字 p には符号 + (プラス)または - (マイナス)の 1 つがあてはまる.その数字または符号を解答用マークシートにマークしなさい.

(1) 複素数 z について考える.ただし,以下において i は虚数単位である.

(a)  z が実数 m を含む式

z2- (1 +i) 2=6 +m z

を満たし,さらに

argz= 5 π4

であるとき, m= であり, z= p - i である.

(b)  |z |= 1 のとき, |z -2i | の最大値は であり,最小値は である.

(c)  |z | 1 のとき, |z +1+i | の最大値は + であり,偏角 θ =arg( z+1+i ) の最大値は π である.ただし, 0θ <2π とする.

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工業化,経営工,機械工学科

2月9日実施

(1),(3)と合わせて配点50点

易□ 並□ 難□

【1】 次の(1),(2),(3)においては,   内の 1 つのカタカナには 0 から 9 までの数字の 1 つが,英文字 p には符号 + (プラス)または - (マイナス)の 1 つがあてはまる.その数字または符号を解答用マークシートにマークしなさい.

2005年東京理科大2月9日実施【1】(2)の図

(2)  2 つの駒を,それぞれ右図の 5 A B C D E のいずれかに置き,それぞれの駒を独立に,以下のルールにしたがって同時に移動させる試行を考える.

 駒を隣り合う各点へ等しい確率で移動させる.例えば,点 A に置かれた駒は点 B D E へそれぞれ確率 13 で移動させ,点 E に置かれた駒は点 A B C D へそれぞれ確率 14 で移動させる.

(a)  1 回の試行の後に 2 つの駒が同じ点にある確率を考える.その確率は, 2 つの駒が最初に置かれた点が A C であるときは であり, A E であるときは であり,また A B であるときは である.

(b) この試行を 2 回続けた後に, 2 つの駒が初めて同じ点にある確率を考える.その確率は 2 つの駒が最初に置かれた点が A C であるときは であり, A E であるときは である.

(c) この試行を 3 回続けた後に, 2 つの駒が初めて同じ点にある確率を考える.その確率は 2 つの駒が最初に置かれた点が A C であるとき である.

2005 東京理科大学 工学部B方式

工業化,経営工,機械工学科

2月9日実施

(1),(2)と合わせて配点50点

易□ 並□ 難□

【1】 次の(1),(2),(3)においては,   内の 1 つのカタカナには 0 から 9 までの数字の 1 つが,英文字 p には符号 + (プラス)または - (マイナス)の 1 つがあてはまる.その数字または符号を解答用マークシートにマークしなさい.

(3) 三角形 ABC 3 つの内角を A= α B =β C =γ とする. 3 A B C が半径 7 の円周上にあり,式

1+cos 2α= 3sin (β+ γ)

が成り立つとき,以下の問いに答えなさい.ただし, ACAB とする.

(a)  sinα= であり, BC= である.

(b) 三角形 ABC の面積が 32 になるのは, AC= AB= のときである.

(c) 三角形 ABC の面積が最大になるのは,

AC= 2 ( + )

AB= 2 ( + )

のときである.

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工業化,経営工,機械工学科

2月9日実施

(1),(2)と合わせて配点25点

易□ 並□ 難□

【2】(1) 不定積分 ex3 dx を求めなさい.ただし, e は自然対数の底であり, ex3 の指数 x 3 x 3 乗根である.

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工業化,経営工,機械工学科

2月9日実施

(2)と合わせて25点

易□ 並□ 難□

【2】(2) 行列 A= ( pq rs ) A ( 12 2 1) =( 12 21 ) A を満たすとき,以下の問いに答えなさい.

(a)  r s p q で表しなさい.

(b)  A2= A のとき, A を求めなさい.

2005 東京理科大学 工学部B方式

工業化,経営工,機械工学科

2月9日実施

(2)と合わせて25点

易□ 並□ 難□

【3】 原点を O とする x y 平面において,直線 L: y=x+ m が楕円 C :x2 + y23 =1 と異なる 2 A B で交わるとき,以下の問いに答えなさい.

(1) 定数 m がとりうる値の範囲を求めなさい.

(2) 三角形 OAB の面積を m で表しなさい.また, m が変化するとき,三角形 OAB の面積の最大値を求めなさい.

(3) 直線 y= x に関して対称な 2 点が楕円 C 上に存在する.この 2 点の座標を求めなさい.

(4) 直線 L に関して対称な 2 点が楕円 C 上に存在するとき,定数 m がとりうる値の範囲を求めなさい.

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