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2005-13442-0801
2005 東京理科大学 基礎工学部B方式
2月10日実施
(1)〜(3)で配点40点
易□ 並□ 難□
【1】 以下の問題(1)から(3)において,空欄のカタカナの 1 文字にあてはまる 0 から 9 までの数字を求めて,解答用マークシートの所定欄にマークせよ.
(1) 座標平面上の放物線 y= -4⁢ x2+ 1 を C とする.放物線 C 上に点 P ( t,-4 ⁢t2 +1) をとる.ただし, t>0 とする. O を原点として,線分 OP の長さの 2 乗 OP 2 を t で表すと,
OP2= ア イ ⁢ t4- ウ ⁢ t2+ エ
となる.従って, t が t> 0 の範囲を動くとき,線分 OP の長さが最小になるのは, t= オ カ キ のときであり,線分 OP の長さの最小値は ク ケ コ である.このとき,点 P の座標は
( オ カ キ , サ シ )
である.
2005-13442-0802
(2) a ,b ,c を実数の定数とする. x の 3 次関数
f⁡( x)= x3+ a⁢x2 +b⁢x +c
が x= -1 で極大値 4 をとるとする.さらに,方程式 f⁡ (x) =0 が x= 1 を解にもつとする.
このとき,
a= ス ,b=- セ , c= ソ
であり,方程式 f⁡ (x) =0 の x= 1 以外の実数解は x= -タ である.
さらに,座標平面上で,曲線 y= f⁡( x) および x 軸によって囲まれた図形の面積は チ ツ テ である.
2005-13442-0803
(3) 座標平面上に 3 点 A (3 ,3) ,B (- 1,0) ,C (0 ,-2 ) がある. d は実数の定数で d >0 とする.次の条件
AP2+ BP2+ CP2= d2 ⋯ ①
をみたす点 P の集合を K とする.
点 P の座標を (x ,y) として,条件 ① を書き直すと,
(x - ト ナ ) 2+ (y- ニ ヌ )2 = ネ ノ ⁢ ( d2- ハ ヒ フ )
となる.したがって,
0<d< ヘ ホ⁢ マ のとき, K は空集合である.
d= ヘ ホ ⁢ マ のとき, K は 1 点 ( ト ナ , ニ ヌ ) から成る集合である.
d> ヘ ホ ⁢ マ のとき,
K は中心 ( ト ナ , ニ ヌ ) , 半径 ネ ノ ⁢( d2- ハ ヒ フ )
の円である.
以後, d> ヘ ホ ⁢ マ とする.円 K が点 A を通るのは d = ミ ム のときである.このとき,点 A における円 K の接線の方程式は
メ モ ヤ ⁢ x+ ユ モ ヤ ⁢ y=1
2005-13442-0804
30点
【2】 θ ,k を実数として,平面上の 2 つのベクトル
v→ =( cos2⁡ θ- 35 ,k ) ,w→ =( 1,4⁢ sin⁡θ+ 5⁢k)
を考える.このとき,以下の問いに答えよ.
(1) x=sin⁡ θ とおき, v→ と w → の内積 v → ⋅ w→ を計算して x と k の式で表せ.
(2) k= 310 のとき, v→ と w → が直交するような θ の値が 0≦ θ<2⁢ π の範囲で 2 つある.その 2 つの θ の値を求めよ.
(3) 0≦θ< 2⁢π の範囲の異なる 4 つの θ の値で v → と w → が直交するとき, k の値の範囲を求めよ.
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【3】 実数全体を定義域とする関数 f⁡ (x) を
f⁡( x)= 2 ⁢x1 +x2
で定める.このとき,以下の問いに答えよ.
(1) 関数 f⁡ (x ) の極大値と極小値,およびそれらをとる x の値を求めて, y=f⁡ (x ) のグラフの概形を描け.
(2) F⁡( x)= ∫ 0x⁡ f⁡( t)⁢ dt とする.この積分を計算して F⁡ (x ) を x の式で表せ.
(3) 上で定義された F⁡ (x ) に対して, a と h が等式
F⁡( a+h) -F⁡( a)= 1
を満たすとする.ただし, a>0 , h>0 とする.このとき h を a の式で表せ.さらに, a が a >0 の範囲を動くとき, a の関数 h の最小値とそのときの a の値を求めよ.