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2005-14576-0201
2005 南山大学 数理情報学部
2月9日実施
数理科学科
易□ 並□ 難□
【1】 の中に答を入れよ.
(1) 3 つの行列 A= (2 0 34 ), B=( 0 -1 -4 -1 ), C=( 5 -1 -72 ) を考える.このとき, (A- B)⁢ C= ア であり, A2 ⁢C-A ⁢B⁢C = イ である.
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(2) 整式 x3 +13⁢ x2+36 ⁢x-42 を整式 x 2+6⁢ x-7 で割ったときの余りは ウ であり,方程式 x 3+13 ⁢x2 +36⁢x -42=0 の解は x= エ である.
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(3) 0≦x< 2⁢π の範囲で, y=cos⁡ x のグラフと y= tan⁡x のグラフは 2 点で交わっている.交点の x 座標を α , β とおくとき, sin⁡α =sin⁡β = オ であり, 2 つの交点を結んでできる線分の中点の座標は ( α +β2 , cos⁡α +cos⁡β 2 )= カ である.
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(4) 複素数平面上の異なる 2 点 w0 , z0 を結んでできる線分の中点を w1 とし, w1 を中心に z0 を正の向きに θ ( 0<θ≦ π) だけ回転させた点を z1 とする.このとき, z0 と w1 と θ で z1 を表すと, z1 = キ である.また, ( z1 -w1 z0 -w0 ) 2 の実部が 0 であるとき, θ= ク である.
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(5) 原点 O から出発して座標平面上を動く点 A がある. A の座標を (u, v) とおくとき, A は 4 個の点 (u+ 1,v) ,(u ,v+1 ), (u-1 ,v) ,(u ,v-1 ) のいずれか 1 つにそれぞれ 14 の確率で移動する.このような移動を続けて 3 回行った結果, A が到達する点の座標を (X, Y) とする.定数 a ,b に対し, X=a かつ Y= b となる確率を p⁡ (a,b ) と書くことにすると, p⁡(3 ,0): p⁡(2 ,1): p⁡(1 ,0)= 1: ケ である.また ( X+Y) 2 の期待値は コ である.
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【2】 空間に四面体 OABC がある.三角形 ABC の重心を G とし, OA→ =a→ , OB→ =b→ , OC→ =c→ , OG→ =g→ とおく.ただし, a→ , b→ , c→ は, a→ ⊥b → , b →⊥ c→ , c→ ⊥a → , | a→ | 2= 12 ⁢ ( | b→ | 2+ | c→ |2 ) を満たす.
(1) OA→ ⊥ BC→ を示せ.
(2) 点 E は直線 OG 上にあり, | EA →| =| BC→ | を満たす. OE→ =t⁢ g→ とおくとき, t の値を求めよ.
(3) (2)の E のうち, t>0 に対応する E を考え,四面体 EABC の体積を V とする. V を | b→ | と | c→ | を用いて表せ.
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【3】 k を 2 以上の整数とし,関数 f⁡ (x)= 1 xk ( x> 0) と曲線 C: y=f⁡ (x) を考える.
(1) C と x 軸および 2 つの直線 x= 1, x=t ( t>1 ) で囲まれた部分の面積を St とおき, S=lim t→∞ ⁡S t とおく. St と S を求めよ.
(2) 次の条件(P)を満たす初項 1 の数列 {an }( n= 1, 2 ,3 ,⋯ ) の一般項を求めよ.
(P) C 上の点 (an ,f⁡ (an )) における C の接線は点 ( an+ 1,0 ) を通る.
(3) (2)の {an } に対して, 3 点 (an ,0) ,(a n,f⁡ (an )), (an +1, 0) を頂点とする三角形の面積を Tn とおき, T= ∑k=1 ∞ ⁡Tn とおく. Tn と T を求めよ.
(4) (1)の S と(3)の T に対して, limk→ ∞⁡ TS を求めよ.ただし, limk →∞ ⁡ (1+ 1k ) k=e ( e は自然対数の底)である.