【1】 所得のすべてを商品Aと商品Bの購入に支出し,つの商品の購入から得られる満足度の水準が
で表せるものとする.ただし,を商品Aの購入量,を商品Bの購入量とし,とはともに正の実数とする.
ある個人の所得額は円であり,商品Aの価格は購入量単位あたり円,商品Bの価格は購入量単位当たり円である.この個人の満足度を最大にする商品A,商品Bの購入量とそのときの満足度を求める.
(1) のとり得る値の範囲はである.
(2) 式の両辺の対数をとって,購入量の関数として表すと,
となる.よって,この関数はのとき最大となり,の最大値はである.