2005 立命館大 文系A,4教科方式2月8日実施MathJax

Mathematics

Examination

Test

Archives

2005 立命館大学 文系学部A方式,4教科方式2月8日実施

易□ 並□ 難□

【1】 所得のすべてを商品Aと商品Bの購入に支出し, 2 つの商品の購入から得られる満足度の水準 u

u=x 2 3 y 2 3

で表せるものとする.ただし, x を商品Aの購入量, y を商品Bの購入量とし, x y はともに正の実数とする.

 ある個人の所得額は 10000 円であり,商品Aの価格は購入量 1 単位あたり 500 円,商品Bの価格は購入量 1 単位当たり 1000 円である.この個人の満足度を最大にする商品A,商品Bの購入量とそのときの満足度を求める.

(1)  y のとり得る値の範囲は <y < である.

(2) 式 の両辺の対数をとって,購入量 y の関数として表すと,

log10 u = log10 ( )

となる.よって,この関数は x = y= のとき最大となり, u の最大値は である.

2005 立命館大学 文系学部A方式,4教科方式2月8日実施

易□ 並□ 難□

【2】  f(x )=6 1x t( ta) dt とする.

(1)  f(x )= である.

(2)  3 次方程式 f (x )=0 の解は, 1 次方程式 =0 の解であるか,または, 2 次方程式 =0 の解である.

(3)  1 次方程式 =0 の解が, 3 次方程式 f (x )=0 の重解であるとき,定数 a の値は a = であり, f( x)=0 の他の解は x = である.

(4)  2 次方程式 =0 2 解が, 3 次方程式 f (x )=0 の重解であるとき, a= ならば,その重解は x = であり, a= ならば,その重解は x = である.

2005 立命館大学 文系学部A方式,4教科方式2月8日実施

易□ 並□ 難□

【3】 複素数平面上で,点 z は点 1 を中心とする半径 r の円上を動く.ただし, 0<r <1 とする. w= 1 z を満たす w の軌跡が円であることを示し,その中心と半径を r で表せ.

inserted by FC2 system