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2005 立命館大学 文系学部A方式,4教科方式2月10日実施

易□ 並□ 難□

商品A商品B
材料 2 1
労働 1 2

【1】 ある企業が 2 つの商品(商品Aと商品B)を生産している.それぞれの商品は材料と労働を投入して生産される.右の表は各商品 1 単位を生産するのに必要な材料と労働の単位数を表している.たとえば,商品Aを 1 単位生産するには,材料 2 単位と労働 1 単位が必要である.

 この企業では,材料が 1000 単位,労働が 800 単位,それぞれ利用可能である.

(1) 商品Aの生産量を x 商品Bの生産量を y とする.この企業の利用可能な材料は 1000 単位であるから, x y は不等式

を満たす.

 また,利用可能な労働は 800 単位であるから, x y は不等式

を満たす.

 すなわち,この企業が生産可能な x y の組み合わせは,不等式 を同時に満たさねばならない.

(2) 商品Aの価格を 1000 円,商品Bの価格を 1200 円とすると,この企業が生産可能な両商品の生産量の組み合わせのうち,総生産額を最大にするのは

x = y=

である.

(3)  2 つの商品の価格と利用可能な材料の量が変わらず,利用可能な労働の量が 1400 単位の場合には,総生産量を最大にするのは

x = y=

である.

2005 立命館大学 文系学部A方式,4教科方式2月10日実施

易□ 並□ 難□

【2】  z w は複素数である.

(1)  z は, z7 +z6 +z 5+ z4+ z3+ z2+ z+1= 0 を満たす.このとき, z8= |z | = である.

(2)  |w+ 22 i |= |w | を満たすとき, w=x+ yi x y は実数とする)とおくと, w は直線 y = 上の点である.

(3) これらの z w に対して, d =| z- w| とおくと, d の最小値は であり,このとき z = w= である.

2005 立命館大学 文系学部A方式,4教科方式2月10日実施

易□ 並□ 難□

【3】 数列 {a n} は, a1= 1 a2 =2 an+ 2= an+ 1 an 2 ( n=1 2 3 ) を満たす.

(1)  a3 a4 a5 の値を求めよ.

(2)  bn= log2 an とおくとき,数列 {bn +1+ bn } の初項と公比を求めよ.また,その一般項 bn+ 1+ bn を求めよ.

(3) 数列 {bn +1 2b n} の一般項 bn+ 1 2b n を求めよ.

(4) 数列 {a n} の一般項 a n を求めよ.

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