2006 大阪大学 後期MathJax

Mathematics

Examination

Test

Archives

2006 大阪大学 後期

理,工,基礎工学部

配点70点

易□ 並□ 難□

【1】 平面上に点 O を中心とする半径 5 10 の同心円 C 1 C 2 があり, O から距離 2 のところに定点 A がある.動点 P 1 P 2 がそれぞれ C 1 C 2 上を一定の速さで反時計回りに動いている.ある時点で O A P 1 P 2 がこの順に一直線に並び,また, P2 1 周する間に P 1 2 周するものとする. A P1P 2 の面積の最大値を求めよ.ただし, A P1 P 2 が一直線上にある場合は面積を 0 とみなす.

2006 大阪大学 後期

理,工,基礎工学部

配点60点

易□ 並□ 難□

【2】 放物線 y= x2 上の相異なる 3 P Q R PQR が正三角形になるように動いている.

(1)  P Q R x 座標を p q r とするとき, p2 +q2 +r 2 p q+q r+r p のみで表せ.

(2)  PQR の重心はある一つの放物線上にあることを示せ.

2006 大阪大学 後期

理,工,基礎工学部

配点60点

易□ 並□ 難□

【3】  a>1 とする.曲線 y= tanx ( 0 x< π2 ) と直線 y= ax によって囲まれた部分の面積を S とする.極限

lima Sa

を求めよ.ただし lim x +0 x logx =0 を証明なしに用いてもよい.

2006 大阪大学 後期

理,工,基礎工学部

配点60点

易□ 並□ 難□

【4】  n m を自然数とする.二つの袋 A B があり,袋 A には n 個,袋 B には m 個の玉が入っている.それぞれの玉には 1 以上 n 以下の整数が一つずつ書かれている.袋 A の玉に書かれている数字には重複がない.一方,袋 B の玉に書かれている数字には重複があり得る.袋 B m 個の玉に書かれている数字を x 1 xm とする.

 袋 A と袋 B からそれぞれ 1 個ずつ玉を取り出し,書かれている数字を比較する.袋 A から取り出した玉に書かれている数字が袋 B から取り出した玉に書かれている数字より大きくなる確率を p A から取り出した玉に書かれている数字が袋 B から取り出した玉に書かれている数字より小さくなる確率を q とする.

(1)  m=2 のとき, p q x 1 x2 および n で表せ.

(2)  m=n のとき, p=q となるための x 1 xn についての条件を求めよ.

inserted by FC2 system