2006 広島大学 前期MathJax

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2006 広島大学 前期

数学I・数学II・数学A・数学B

易□ 並□ 難□

【1】 次の問いに答えよ.

(1)  7 の小数部分を p とするとき, 3p -p は整数であることを示し,その整数を求めよ.

(2)  k>0 を定数とするとき, x についての方程式

log3 x=k x

が二つの実数解 a 3 a をもつとする.このとき, k の値と a の値を求めよ.

2006 広島大学 前期

数学I・数学II・数学A・数学B

易□ 並□ 難□

【2】  a1= 1 a n+1 =3 an- n n= 1 2 3 によって定義される数列 { an } について,次の問いに答えよ.

(1)  p q を定数とする.数列 {bn } bn =an +pn +q によって定めると, {bn } は公比 3 の等比数列になるとする.このとき,定数 p q の値を求めよ.

(2)  an n の式で表せ.

(3) 数列 {an } の和 k=1n a k n の式で表せ.

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数学I・数学II・数学A・数学B

易□ 並□ 難□

2006年広島大前期文系【3】の図

【3】 図の一番上の点 A から玉を落とす.玉はそれぞれの分岐点において,確率 p で左下に,確率 1- p で右下に向かうものとする.また,この図の B 1 B2 の段を 1 段目, C1 C1 C3 の段を 2 段目として段数を数えるものとする. 0<p <1 として,次の問いに答えよ.

(1)  2 段目の点 C1 C2 C3 に対して,玉がその点に落ちてくる確率を求めよ.

(2)  2 段目の点のうち,点 C2 に玉が落ちてくる確率が,他の点 C1 C3 の各点に落ちてくる確率のいずれよりも大きくなるとする.このとき, p の値の範囲を求めよ.

(3)  3 段目の点のうち,点 D3 に玉が落ちてくる確率が,他の点 D 1 D2 D4 の各点に落ちてくる確率のいずれよりも大きくなるとする.このとき, p の値の範囲を求めよ.

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数学I・数学II・数学A・数学B

数学I・II・III・A・B・C【3】の類題

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2006年広島大理系【4】の図

【4】 平面上で,ベクトル OA OB は直交し, |OA | =| OB |=1 を満たすとする.線分 AB 3 等分し,図のように, A に近い点を P B に近い点を Q とする.また, AOP= α POQ= β とする.次の問いに答えよ.

(1)  cosα cos β の値を求めよ.

(2)  α<30° <β を示せ.

(3) 線分 PQ 上に,点 R

OR =k OA +(1- k) OB

となるようにとる.このとき, | OR | 2 k の式で表せ.

(4) (3)の R に対して, POR= α となるとき, k の値を求めよ.

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数学I・数学II・数学A・数学B

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【5】 直線 y= -2x +m が,放物線 y= -1 2 x2 +ax a>2 に点 P (p, q) で接している.連立不等式

{ 0y - 12 x 2+a xx p

の表す領域の面積を S1 とする.また,連立不等式

{ - 12 x2+ axy -2 x+m 0x p

の表す領域の面積を S2 とする.このとき,次の問いに答えよ.

(1)  a m q p の式で表せ.

(2)  S1 S2 p の式で表せ.

(3)  a>2 のとき, 1 2< S 2S1 <2 が成り立つことを示せ.

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数学I・数学II・数学III・

数学A・数学B・数学C

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【1】  3× 3 行列 A E

A=( 1 11 11 1 111 ) E= (1 00 0 10 00 1)

とするとき,次の問いに答えよ.

(1)  A2 A3 を求めよ.

(2)  (x A-E) 3=x A-E を満たす実数 x のうち,正のものをすべて求めよ.

(3) (2)で求めた x のうち最小のものを x0 とする.自然数 n に対して, ( x0 A-E) n= pn A+qn E を満たす実数 pn qn を求めよ.

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数学I・数学II・数学III・

数学A・数学B・数学C

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【2】  a1= 2 a2=1 a n+2 =an +1+ 2an n=1 2 3 によって定義される数列 { an } について,次の問いに答えよ.

(1)  bn= an+ 1+ an n =1 2 3 とするとき,数列 { bn } は公比 2 の等比数列であることを示せ.

(2)  n2 のとき, k=1 n-1 (-1) k-1 bk n の式で表せ.

(3)  an n の式で表せ.

(4) 数列 { a na n+1 } の収束,発散を調べ,収束する場合はその極限値を求めよ.

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数学I・数学II・数学III・

数学A・数学B・数学C

数学I・II・A・B【4】の類題

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2006年広島大前期理系【3】の図

【3】 正方形 OABC の対角線 AC 3 等分し,図のように, A に近い点を P C に近い点を Q とする.また, AOP= α POQ= β とする.次の問いに答えよ.

(1)  cosα cos β の値を求めよ.

(2)  α< π6< β を示せ.

(3) 線分 PQ 上に点 R POR= α となるようにとる.このとき,比 AR: RC を求めよ.



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数学I・数学II・数学III・

数学A・数学B・数学C

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【4】 赤い袋に 1 から n までの整数を書いた玉が,それぞれ 1 個ずつ,合計 n 個入っている.同様に,白い袋に 1 から n までの整数を書いた玉が,それぞれ 1 個ずつ,合計 n 個入っている.ただし, n>4 とする.赤い袋から玉を 2 個同時に取り出し,書いてある数を r 1 r2 とする.次に,白い袋から玉を 2 個同時に取り出し,書いてある数を w 1 w2 とする.

 座標平面上の 4 本の直線 x= r1 x= r2 y= w1 y= w2 で囲まれた四角形を A とするとき,次の問いに答えよ.

(1)  A の面積が 4 である確率を求めよ.

(2)  |r1 -r2 | の期待値を求めよ.

(3)  n=7 のとき, A の面積の期待値を求めよ.

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数学I・数学II・数学III・

数学A・数学B・数学C

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【5】 関数 f (x)= x+ xx2 -1 について,次の問いに答えよ.

(1)  f(x ) の増減と極値を調べて, y=f (x) のグラフをかけ.

(2)  y=f (x) のグラフと直線 y= mx の交点が, 3 個になるような m の値の範囲を求めよ.

(3)  m<0 のとき, y=f (x) のグラフと直線 y= mx で囲まれた二つの部分の面積の和を求めよ.

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