2006 慶応義塾大学 商学部MathJax

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2006 慶応義塾大学 商学部

2月18日実施

易□ 並□ 難□

【1】 以下の問いに答えよ.

(ⅰ)  0°<θ <180° (ただし θ 90° )とし,平面上の 3 O( 0,0) P (cos θ,sin θ) Q( cos3 θ,sin 3θ ) を考える.このとき, 3 O P Q を頂点とする三角形の重心 G の座標は

( (1) 3 cos3 θ- (2) 3 cos θ,- (3) 3 sin 3θ + (4) 3 sinθ )

である.この重心 G が直線 y= -3 x 上にあるのは, θ= (5) (6) ° または θ = (7) (8) (9) ° のときである.

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2月18日実施

易□ 並□ 難□

【1】 以下の問いに答えよ.

(ⅱ)  a b は実数で, a>0 とする. x の関数

f(x )=a log3 xlog 3 x27 log13 x2729 +2 a+8 b

を考える.区間 3 x81 において, f (x) x= (10) (11) のとき最大値 (12) a+ (13) b をとり, x= (14) または x= (15) (16) のとき最小値 - (17) a + (18) b をとる.

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易□ 並□ 難□

【1】 以下の問いに答えよ.

(ⅱ) 初項 8 公差 2 の等差数列 {aj } を考える. Sk= j= 1k aj とするとき

k= 1n Sk = (19) (20) n3+ (21) n2 + (22) (23) (24) n

である.

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易□ 並□ 難□

【2】  m を整数, n を自然数とする.ある整数 q に対して m= qn+ r 0r <n を満たす整数 r を, m n で割ったときの余りとよぶ.

  b c を整数とし, b 14 で割ったときの余りが 6 で, c 14 で割ったときの余りが 1 であるとする.

(ⅰ)  a が整数(ただし a 0 )で, 2 次方程式 a x2+ bx+ c=0 が重解を持つとする.このとき, a 14 で割ったときの余りは (25) または (26) である.

(ⅱ)  2 次方程式 x2 -2b x+c =0 が整数解を持つとする.その解を 14 で割ったときの余りは (27) (28) である.

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易□ 並□ 難□

【3】  f(x ) x 2 次関数, g(x ) x 1 次関数とする. f(x ) g( x) と実数 α β について, x に関する恒等式

  • d dx {f (x)+ g(x )}=6 x-38 + 0α f (x) dx
  • d dx {f (x) g(x )}=18 x2 -58 x+28+ 0β g (x) dx

が成り立ち,さらに

f(- 1)=16 g(- 1)=- 9

が成り立つとする.このとき

  • f(x )= (29) x 2- (30) x+ (31)
  • g(x )= (32) x - (33)

であり,

  • α= (34)
  • β =- (35) または β= (36)

である.

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2月18日実施

易□ 並□ 難□

【4】 箱の中に a 個の赤玉と b 個の白玉が入っている.これを用いて次のようなゲームを行う. N 2 以上の自然数, r を自然数とする.

  • ・  1k N-1 とするとき,第 k 回戦では,箱の中から 1 つ玉を取り出し,それが白玉ならばその玉を箱に戻して,そのまま第 k+ 1 回戦に進む.取り出した玉が赤玉ならば, rk 円の賞金を受け取り,そこでゲームは終了となる.
  • ・ 第 N 回戦では,箱の中から 1 つ玉を取り出し,それが白玉ならば賞金は無しで,ゲームは終了となる.取り出した玉が赤玉ならば rN 円の賞金を受け取り,ゲームは終了となる.

 このとき,次の問いに答えよ.

(ⅰ)  a=3 b=2 とする. 1k N-1 に対し,第 k 回戦でゲームが終了する確率は

(37) (38) ( (39) (40) )k- (41)

である.

(ⅱ)  a=b=1 N =8 のとき,第 8 回戦でゲームが終了する確率は

(42) (43) (44) (45)

である.

(ⅲ)  a=b= 1 N=3 のとき,獲得する賞金の期待値は

(46) (47) r3+ (48) (49) r2 + (50) (51) r

円であり,この期待値が 1000 円以上となるのは, r (52) (53) のときである.

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【5】 数列 {aj } の第 1 項から第 n 項までの和を Sn とする. n2 のとき,以下の式(*)が成り立つことを数学的帰納法で証明せよ.(この問題では,解答用紙Bを使用すること.解答欄に与えられている手順に従って,証明を記述しなさい.)

j= 1n jaj =n Sn- j=1 n-1 S j (*)

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