2006 上智大学 理工(数・物・電)学部2月12日実施MathJax

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2006 上智大学 理工学部

数・物理学科

2月12日実施

易□ 並□ 難□

【1】  2 曲線 y= ax2 y=log x が互いに接する.すなわち,共有点をもち,その共有点で共通の接線をもつものとする.ただし,対数は自然対数とし, e は自然対数の底とする.

(1)  a の値は である.

(2) 接点の座標は ( , ) である.

(3)  2 曲線と y 軸および直線 y= -1 とによって囲まれた部分を y 軸の周りに 1 回転してできる立体の体積は ( - ) π である.ただし, は正とする.

から の選択肢:

(a)  e (b)  e2 (c)  e-1 (d)  e-2
(e)  e (f)  1 e (g)  log(1 +e) (h)  1 log( 1+e)

2006 上智大学 理工学部

数・物理・電気電子工学科

2月12日実施

易□ 並□ 難□

【2】  f(x )=x3 -9 x2+ 15x+ 12 とし,集合 A

A={x |f (x) >0}

で定める.

(1) 関数 f (x) x= で極大値 をとり, x= で極小値 をとる.

(2)  曲線 y= f(x ) の変曲点は ( , ) である.

(3)  0 A である.



 以下,正の実数 a に対し,閉区間 B= [0,a ]={x |0 xa } を考える.

(4)  AB となる正の実数 a

(5)  AB となる正の整数 a

の選択肢:

(a)  (b)  (c)  (d)  (e)  = (f)  (g) 

の選択肢:

(a) 存在しない

(b) 存在するが,そのうち最大のものは存在せず,かつ, AB となるどの a よりも大きい実数が存在する

(c) 存在するが,そのうち最大のものは存在せず,かつ, AB となるどの a よりも大きい実数は存在しない

(d) 存在し,かつ,そのうち最大のものが存在する

の選択肢:

(a) 存在しない
(b) 無数に存在する
(c) 有限個存在し,そのうち最大のものは d である.
ただし,(c)を選んだ場合は,(c)にマークした上で, d にあてはまる数値を数値欄にマークせよ.

2006 上智大学 理工学部

数・物理・電気電子工学科

2月12日実施

易□ 並□ 難□

【3】 立方体の各面を白,黒の 2 色のいずれかに塗って,立方体を塗り分ける.このとき,各頂点に集まる 3 つの面が全ては同じ色にならないようにする.

(1) 立方体を回転させて同じになる塗り方を区別しないとき,塗り分け方は 通りである.

(2) 立方体を固定して考え,回転して同じになる塗り方を全て区別して考えるとき,

(a) 白が 2 面に塗られる塗り分け方は 通るである.

(b) 白が 3 面に塗られる塗り分け方は 通りである.

(c) 塗り分け方は全部で 通りである.

2006 上智大学 理工学部

数・物理・電気電子工学科

2月12日実施

易□ 並□ 難□

【4】  θ についての恒等式

cosθ +cos( θ+φ 1)+ cos(θ +φ2 )=0

がある. φ1 φ2 は定数で, 0φ 1 φ2< 2π を満たす.

(1)  φ1= π φ2= π である.

(2)  cos2 θ+cos 2( θ+φ 1)+ cos2 (θ+ φ2) = である.

(3)  a =(1, 0) b =(cos φ1 ,sin φ1) c =(cos φ2 ,sin φ2 ) とするとき,次の位置ベクトル

cosθ a +cos( θ+φ 1) b +cos( θ+φ 2) c

で表される点 P は半径 の円周上に存在し, θ が増加する場合,点 P

の選択肢:

(a) 正の向きに回転する
(b) 動かない
(c) 負の向きに回転する
(d) 正の向きに回転したり,負の向きに回転したりする

2006 上智大学 理工学部

電気電子工学科

2月12日実施

易□ 並□ 難□

【1】  x t の関数で, t=0 のとき, x=0 であり,次の式を満たすとする.

d xdt =1 - 41+ e-x

 このとき y= ex とおく.

(1)  d ydt y で表せ.

(2)  d tdy を部分分数に分解し, t y で表せ.

(3)  t y で表したときのグラフの概形を描き, limt y を求めよ.

(4)  limt x を求めよ.

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