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2006-13363-0901
2006 上智大学 理工学部
数学科
2月12日実施
易□ 並□ 難□
【1】
f1⁡ (x)= 1,
fn⁡ (x)= 1+ ∫0x ⁡f n-1 ⁡(t )2 ⁢dt , n=2 ,3 ,⋯
によって,関数列 f1 ⁡(x ), f2⁡ (x) ,f3 ⁡(x ), ⋯ を定義する.
(1) f2⁡ (x) ,f3 ⁡(x ) を求めよ.
(2) fn⁡ (x) を xn で割ったときの余りを Pn ⁡(x ) とおく. P1 ⁡(x ), P2 ⁡( x) ,P 3⁡ (x) を求めよ.
(3) Pn⁡ (x) の一般形を予想し,それが正しいことを数学的帰納法で証明せよ.
(4) |x| <1 のとき, limn→ ∞⁡ Pn⁡ (x) を求めよ.
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【2】
f⁡(x )=1+ 1 2⁢ x⁢ e1- x2
とする.
(1) 増減・凹凸を明らかにして,曲線 y= f⁡(x ) の概形を描け.
実数 a に対し, a を超えない最大の整数を a の整数部分といい, [a ] で表す.以下では, e の値について [e ]=2 であることは用いてよいが,それより詳しいことを用いる場合にはその証明も記すこと.
(2) 実数 ∫02 ⁡f ⁡(x) ⁢dx の整数部分 [ ∫ 02 ⁡f⁡( x)⁢d x] を求めよ.
(3) ∫ 0a ⁡f⁡( x)⁢d x=6 となる正の実数 a の整数部分 [a ] を求めよ.
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【3】 a を定数とする. 3 次方程式 2⁢ x3- 6⁢x+ a=0 が異なる 3 つの実数解 α , β ,γ (ただし, α<β <γ )をもつとする.
(1) 定数 a の範囲を求めよ.
以下では定数 a の値が(1)で求めた範囲にあり,さらに a> 0 であるとして答えよ.
(2) |α | ,| β| ,| γ| の大小を比較せよ.
(3) b=2⁢ a とおく. b ,| α| ,| β| ,| γ| の大小を比較せよ.