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2006-13442-0401
2006 東京理科大学 理工学部B方式
数,建築,電気電子情報学科
2月6日実施
(1)〜(3)合わせて配点40点,数学科は60点
易□ 並□ 難□
【1】 次の文章の ア から ノ までに当てはまる 0 から 9 までの数を求めて,解答用マークシートの指定された欄にマークしなさい.
(1) 数列 { an} ,{ bn} を,
a1= 1, b1= 2 ,{ an +1= an- 4⁢bn b n+1 =2⁢ an+ 7⁢bn (n =1 ,2 ,3 ,⋯ )
によって定める.定数 p ,q は,すべての自然数 n に対して
an+ 1+ p⁢ bn+1 =q⁢ (an +p⁢ bn)
を満たすとする.このとき,
q=2⁢ p+ ア , p⁢q= イ ⁢ p-4
となり,これから p を消去すると, p は方程式
p2- ウ ⁢ p+ エ= 0
を満たす.したがって,
p= オ , q= カ または p= キ , q= ク
となる.これより,数列 { an} ,{ bn } を求めると,
an= ケ × コ n- サ n ,bn = シn - スn
となる.
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(2) xy 平面において, 2 直線 y= k⁢x ,y=l ⁢x ( 0<k< l) のなす角 α ( 0<α< π 2 ) は,
tan⁡α= l -k セ+ k⁢l
を満たす.これより, 2 直線 y= (2- 3) ⁢x ,y= 3⁢x のなす角 β (0 <β< π2 ) は,
β= πソ
である.また,
tan⁡ π8= タ -1
であるので, 2 直線 y= m⁢x ,y= 2⁢x ( 0< m<2 ) のなす角が π8 となるとき,
m= チ + ツ テ
である.
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(3) 2 次方程式 x 2-6 ⁢x+4 =0 の 2 つの解を α , β とするとき,
α2+ β2= ト ナ
である. α2 +β2 の整数部分を m , 小数部分を p とおく.さらに 1p の整数部分を n , 小数部分を q とおく.このとき,
m= ニ , n= ヌ
である.整数 k に対して, p+k⁢ q が有理数となるのは
k=- ネ
のときである.このとき,
p+k⁢ q=- ノ
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30点,数学科は45点
【2】 xy 平面において,直線 y= -1 4 上の点 P (p ,- 14 ) から放物線 y =x2 へ 2 本の接線をひき,それらの接点を Q (a ,a2 ), R (b ,b2 ) とする.点 Q , R における 2 つの法線の交点を S とする.
(1) 積 a⁢ b の値を求めよ.
(2) 点 S の x 座標を, p を用いて表せ.
(3) 点 P が直線 y= - 14 上を動くときの点 S の軌跡を C とする.曲線 C の方程式を求めよ.
(4) p>0 とし,(3)で求めた曲線 C の点 S における接線と x 軸との交点を T とする.このとき, P と T の距離が最小となる p の値を求めよ.
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【3】 t を正の定数とする. xy 平面において,曲線 y= et2 ⁢x と x 軸, y 軸,および直線 x =- 1t で囲まれた図形の面積を S ⁡( t) とする.ただし, e は自然対数の底である.
(1) S⁡( t) を, t を用いて表せ.
(2) t の関数 S⁡ (t ) の導関数 S ′⁡( t) を考える. t>0 の範囲で,方程式 S′⁡ (t) =0 はただ 1 つの実数解をもつことを示せ.
(3) 方程式 S ′⁡( t)= 0 の正の実数解を α とおく.このとき, α> 32 であることを示せ.必要ならば, e3 >20 を用いてもよい.
(4) t>0 の範囲で,不等式
S⁡( t)> 4 3
が成り立つことを示せ.