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2006 東京理科大学 薬学部B方式

2月7日実施

(1),(2)合わせて配点25点

易□ 並□ 難□

【1】(1) 曲線 C: y=x2 と直線 l: y=4 x+log2 a a >0 を考える.

C l が共有点をもつためには, a となることが必要十分である. C l が直線 x =log2 a 上に共有点をもつとき, a= または a = である.このとき, C l のもう一つの共有点の x 座標は, a の値に応じてそれぞれ - である.

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2月7日実施

(1),(2)合わせて配点25点

易□ 並□ 難□

【1】(2) 赤のさいころと白のさいころを同時に投げて,出た目の数をそれぞれ a b とするとき, x の多項式 f (x )= (a x+ 1b )6 を考える. f( x)= k0 x6+ k1 x5+ +k 5x +k6 とおく.そのとき, k6 が整数となる確率は であり, ki i=0 1 2 6 がすべて整数となる確率は である.また, k1 が整数となる確率は であり, k3 が整数となる確率は である.

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2月7日実施

配点25点

易□ 並□ 難□

【2】  AB=3 BC=4 CD=7 である四角形 ABCD があり, 4 AB BC CD DA は円 O に接している.

(1)  DA= である.

さらに,この四角形は,ある円に内接しているという.

(2)  cosB= - であり, AC2= である.

(3)  sinB = であり,四角形 ABCD の面積は である.

(4) 円 O の半径は である.

ただし, 4 で割り切れないものとする.

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配点25点

易□ 並□ 難□

【3】 関数 f (x) =x3 +ax +b a b は定数)は, x=2 で極小値 0 をとるという.

(1)  a=- b= である.

(2) 曲線 y= f( x) x 軸との共有点の x 座標は, x=2 x= - である.

曲線 y= f( x) x 軸で囲まれた領域(境界線も含む)を D とする.

(3)  D の面積は である.(ただし, x4 の導関数が 4 x3 であることを用いよ.)

(4) 点 (x ,y) が領域 D を動くとき, x+y の値が最大になるのは,

x=- 1 y = +

のときである.

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2月7日実施

配点25点

易□ 並□ 難□

【4】  O を原点とする座標平面上にベクトル p q があり, p q の大きさはそれぞれ 1 k k>0 で, p q のなす角は 60 ° である.この平面上に,次の条件をみたす点の列 X1 X 2 X 3 X n をとる.

O Xn = xn とするとき,

x1 = q

xn+ 1 =xn + 9p - (x n p ) q n= 1 2 3

ただし, xn p xn p の内積を表す.

(1)  xn p =an とおくとき,数列 { an }

a1= k

an+ 1= ( - 1 k ) an + n =1 2 3

を満たす.

 さらに, an- k= bn とおくと,数列 { bn} は公比 - 1 k の等比数列になる.

(2) 点 X 1 X 2 X 3 Xn が同一直線上にあるのは, k= のときである.このとき,その直線のベクトル方程式は, t を媒介変数として,

x =q +t ( p -q )

となる.

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