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2006-13442-0501
2006 東京理科大学 薬学部B方式
2月7日実施
(1),(2)合わせて配点25点
易□ 並□ 難□
【1】(1) 曲線 C: y=x2 と直線 l: y=4⁢ x+log2 ⁡a (a >0 ) を考える.
C と l が共有点をもつためには, a≧ ア イ ウ となることが必要十分である. C と l が直線 x =log2 ⁡a 上に共有点をもつとき, a= エ または a = オ カ である.このとき, C と l のもう一つの共有点の x 座標は, a の値に応じてそれぞれ キ , - ク である.
2006-13442-0502
【1】(2) 赤のさいころと白のさいころを同時に投げて,出た目の数をそれぞれ a , b とするとき, x の多項式 f ⁡(x )= (a⁢ x+ 1b )6 を考える. f⁡( x)= k0⁢ x6+ k1⁢ x5+ ⋯+k 5⁢x +k6 とおく.そのとき, k6 が整数となる確率は ケ コ であり, ki ( i=0 ,1 , 2 ,⋯ ,6 ) がすべて整数となる確率は サ シ である.また, k1 が整数となる確率は ス セ であり, k3 が整数となる確率は ソ タ チ である.
2006-13442-0503
配点25点
【2】 AB=3 ,BC=4 , CD=7 である四角形 ABCD があり, 4 辺 AB , BC ,CD , DA は円 O に接している.
(1) DA= ア である.
さらに,この四角形は,ある円に内接しているという.
(2) cos∠B= - イ ウ であり, AC2= エ オ カ キ である.
(3) sin⁡∠B = ク ケ ⁢ コ サ であり,四角形 ABCD の面積は シ⁢ ス セ である.
(4) 円 O の半径は ソ タ ⁢ チ ツ である.
ただし, コ サ , ス セ , チ ツ は 4 で割り切れないものとする.
2006-13442-0504
【3】 関数 f⁡ (x) =x3 +a⁢x +b ( a , b は定数)は, x=2 で極小値 0 をとるという.
(1) a=- ア イ , b= ウ エ である.
(2) 曲線 y= f⁡( x) と x 軸との共有点の x 座標は, x=2 と x= - オ である.
曲線 y= f⁡( x) と x 軸で囲まれた領域(境界線も含む)を D とする.
(3) D の面積は カ キ ク である.(ただし, x4 の導関数が 4⁢ x3 であることを用いよ.)
(4) 点 (x ,y) が領域 D を動くとき, x+y の値が最大になるのは,
x=- 1ケ ⁢ コ サ ,y = シ ス + セ ソ タ ⁢ コ サ
のときである.
2006-13442-0505
【4】 O を原点とする座標平面上にベクトル p → ,q→ があり, p→ , q→ の大きさはそれぞれ 1 , k ( k>0 ) で, p→ と q → のなす角は 60 ° である.この平面上に,次の条件をみたす点の列 X1 , X 2 ,X 3 ,⋯ ,X n ,⋯ をとる.
O Xn →= xn → とするとき,
x1 →= q→
xn+ 1→ =xn →+ 9⁢p →- (x n→ ⋅p→ )⁢ q→ ( n= 1 ,2 ,3 ,⋯)
ただし, xn →⋅ p→ は xn→ と p → の内積を表す.
(1) xn →⋅ p→ =an とおくとき,数列 { an } は
a1= ア イ ⁢ k
an+ 1= ( ウ- 1 エ ⁢ k ) ⁢an +オ (n =1 ,2 ,3 ,⋯ )
を満たす.
さらに, an- カ キ k= bn とおくと,数列 { bn} は公比 ク - 1ケ ⁢ k の等比数列になる.
(2) 点 X 1 ,X 2 ,X 3 ,⋯, Xn , ⋯ が同一直線上にあるのは, k= コ のときである.このとき,その直線のベクトル方程式は, t を媒介変数として,
x→ =q→ +t⁢ ( サ ⁢ p→ -q→ )
となる.