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2006 東京理科大学 工学部B方式

工業化,経営工,機械工学科

2月9日実施

(2),(3)と合わせて配点50点

易□ 並□ 難□

【1】 次の(1),(2),(3)においては,   内の 1 つのカタカナに 0 から 9 までの数字が 1 つあてはまる.その数字を解答用マークシートにマークしなさい.

(1) 自然数 n に対して, x の関数

fn (x) =log6 x-4 log6 2x ++n ( -2) n-1 log 6n x

を考える.ここに, log6n x の底 6 n 6 n 乗である.

(a)  f3 (6) = であり, f6 (6) =- である.

(b) 不等式

fn (x) > 1-2 ncos nπ 12 log 6( 18x2 -25)

を満たす x の値の範囲は, n が奇数のとき,

<x< - および + <x

であり, n が偶数のとき,

- <x< +

である.ただし, > > とする.

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工業化,経営工,機械工学科

2月9日実施

(1),(3)と合わせて配点50点

易□ 並□ 難□

【1】 次の(1),(2),(3)においては,   内の 1 つのカタカナに 0 から 9 までの数字が 1 つあてはまる.その数字を解答用マークシートにマークしなさい.

(2) 座標平面上を動く点 P は時刻 0 には点 (1 ,2) にあり, 1 秒ごとに以下の規則で動く.

 ある時刻における点 P の座標を (x ,y) とすると,その 1 秒後に点 P は確率 2x 2x+ y で点 ( x-1, y+3) にあり,確率 y2 x+y で点 ( x+1, y-1 ) にある.

 時刻 0 から t 秒後における点 P の座標を ( xt, yt ) とするとき,以下の問いに答えなさい.ただし, t は自然数とする.

(a)  2 秒後の点 P の座標 ( x2, y2 ) ( x2, y2) =(1 ,4) である確率は であり, 3 秒後の点 P の座標 ( x3, y3 ) ( x3, y3 )= (2, 3) である確率は である.

(b)  5 秒後の点 P の座標 ( x5, y5 ) について

x5+ y5=

が成り立つ.また, x5 のとりうる値は 通りあり,その最小の値は であり,最大の値は である.

(c)  100 秒後の点 P の座標 ( x100, y100 ) について (x 100,y 100) のとりうる値は 通りあり,その最小の値は であり,最大の値は である.

2006 東京理科大学 工学部B方式

工業化,経営工,機械工学科

2月9日実施

(1),(2)と合わせて配点50点

易□ 並□ 難□

【1】 次の(1),(2),(3)においては,   内の 1 つのカタカナに 0 から 9 までの数字が 1 つあてはまる.その数字を解答用マークシートにマークしなさい.

(3) 座標平面において, 2 つの放物線 y= -x2 +4 y= x2- 2m x+m2 +m+1 が異なる 2 点で交わるような実数 m を考える.この 2 つの交点を P Q とし, P Q x 座標をそれぞれ α β とする.ただし, α>β とする.

(a)  m のとり得る値の範囲は - - <m <- + である.

(b)  αβ の値が最小となるのは m= - のときで,その値は α β= - である.また, α-β の値が最大となるのは m= - のときで,その値は α -β= である.

(c) 点 P における放物線 y= -x2 +4 の接線と,点 Q における放物線 y =-x2 +4 の接線の交点を R とする. m を動かすとき,点 R は放物線 y =- x2 - x + 上を動く.

2006 東京理科大学 工学部B方式

工業化,経営工,機械工学科

2月9日実施

(1),(2)と合わせて配点25点

易□ 並□ 難□

【2】(1) 関数 f (x) =1 ex+ 4 e-x +5 について,以下の問いに答えなさい.ここで, e は自然対数の底である.

(a) 不定積分 f (x )d x を求めなさい.

(b) 定積分 0a f (x) dx の値が log 23 となるように, a の値を定めなさい.ただし, 23 2 3 乗根である.

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工業化,経営工,機械工学科

2月9日実施

(2)と合わせて25点

易□ 並□ 難□

【2】(2)  x の関数 y が媒介変数 θ を用いて

x=1- cosθ y=θ- sinθ

と表されているとき,以下の問いに答えなさい.

(a)  d ydx d2y dx2 をそれぞれ θ で表しなさい.

(b)  tan θ 2=2 のとき, d ydx d2y dx2 の値をそれぞれ求めなさい.

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工業化,経営工,機械工学科

2月9日実施

(2)と合わせて25点

易□ 並□ 難□

【3】 座標平面上の円 C: x2+ y2= 4 および楕円 E: x 24 +y2 =1 を考える.正の定数 m に対し,楕円 E の,傾きが m である 2 つの接線を l1 l2 (直線 l 1 は直線 l 2 の上側部分にあるものとする)とし,直線 y =mx と円 C の第一象限における交点を P P から x 軸に下ろした垂線が第一象限において楕円 E と交わる点を Q とする.

(1) 直線 l 1 l2 の方程式をそれぞれ求めなさい.

(2) 点 P と点 Q の座標をそれぞれ求めなさい.

(3)  a を定数とする.直線 l 1 l2 の両方に接する円で,中心の x 座標が a であるものを求めなさい.

(4) 直線 l 1 l2 の両方に接する円で,点 Q を通り,中心が楕円 E の外部にあるものを求めなさい.

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