2006 早稲田大学 スポーツ科学部MathJax

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2006 早稲田大学 スポーツ科学部

2月14日実施

易□ 並□ 難□

【1】(1) 変数 x y z と定数 a b に対して恒等式

a(x y2 +y z2 +z x2 )+b (x 2y +y2 z+ z2 x) =(x -y) (y -z) (z -x)

が成り立つ.このとき a= b= である.

(2) 定数 c d に対して x+ y+z= 0 のとき,つねに等式

(x- y)2 ( y-z) 2 (z -x) 2=c ( xy+ yz+ zx) 3+ d( xy z)2

が成り立つ.このとき c= d= である.

(3)  3 次方程式 x 3-12 x+ 8=0 3 つの異なる実数解をもつ.これらを α β γ α>β >γ とするとき

α β2+ β γ2 +γ α2 = α2 β+ β2 γ+ γ2 α=

である.

2006 早稲田大学 スポーツ科学部

2月14日実施

易□ 並□ 難□

【2】 点 P は次のように数直線上を動く. 1 個のサイコロを投げて 1 の目が出たときは正の向きに 2 だけ進み, 2 または 3 の目が出たときは正の向きに 1 だけ進み,その他の目が出たときは負の向きに 2 だけ進む.最初に点 P は原点 O 上にあり, 1 個のサイコロを 5 回続けて投げる試行を行う.この試行後の点 P の位置を Q とし,線分 OQ の長さを d とする.さらに,この試行で 1 の目が出る回数を k とおく.

(1)  d=0 となるのは k= の場合に限られる.また, d=0 となる確率は 62 である.

(2)  d8 となるような k のとる値は 通りある.また, d8 となる確率は 64 である.

(3)  d8 であれば X= d とし, d<8 であれば X =0 と定めるとき, X の期待値は 25 × 6 4 である.

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2月14日実施

易□ 並□ 難□

【3】 座標空間内の点 A (1, 3,5 ) を中心とし,点 B ( 0,3+ 2, 2) を通る球面を S と表す. S の方程式は

(x- 1)2 +( y-3) 2+ (z- 5)2 =

で与えられる.立方体 V は,すべての頂点が S 上にあり,どの辺も x 軸, y 軸, z 軸のうちのいずれかと平行であるとする.立方体 V の一辺の長さは である.原点からの距離が最大である立方体 V の頂点の座標は ( 3, , ) であり,原点からの距離が最小である V の表面上の点 C の座標は ( , , ) である.

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2月14日実施

易□ 並□ 難□

【4】 自然数 n に対して,関数

y=x 2-n | x| -n x+ n2

で表される曲線を C n 異なる 2 点において C n と接する直線を l n とおく.

(1)  ln の方程式は

nx+ 4y = n 2

である.

(2)  Cn l n で囲まれた部分の面積 S n S n= 1 α nβ で表すとき, α= β= である.

(3) (2)で定めた S n に対して, T n

Tn = 1100 ( S1 +S2 +S 3+ + Sn)

とおく.このとき, T15 = である.また, Tn >3 をみたす最小の自然数 n である.

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