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さいころがつあり,さいころを振る係の人氏がいる.氏と氏がそれぞれ,辺の長さの正五角形のいずれかの頂点におり,人は次の(*)に従って進む.
(*) 氏がさいころを回振る.出た目がであるとき,氏は反時計回りに進み,氏は反時計回りに進む.
例えば,氏がにいて,氏がにいるとき,(*)を行ったとする.出た目がであった場合,氏はに氏はに移動することになる.
以下の問いに答えよ.
(1) 最初に氏と氏は,ともに頂点にいる.(*)を回行った後,氏と氏が同じ頂点にいる確率をとし,氏が氏より反時計回りにだけ先の頂点にいる確率をとする.を求めよ.
(2) 最初に氏と氏は,ともに頂点にいる.(*)を回行った後,氏と氏が同じ頂点にいる確率を求めよ.
【1】 さいころが机の上にの面を上にして置かれている.底面の目はで,側面の目はである.このさいころを,机に接する本の辺(稜)のいずれかを回転軸にして回だけ横に倒す操作を”回がす”ということにする.最初の状態から回転がした結果,上面はのどれかになる.いま,どの辺を軸にして転がすかは無作為(等確率)であるとし,最初の状態から回転がしたとき,
とする.
(1) がいくつになるか予想せよ.
(2) 次の表の空欄に適当な数値を入れて,表を完成せよ.
(3) をで表せ.
(4) に対し,をで表せ.
(5) 上の漸化式からをの関数として求め,それを用いての値を求めよ.