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2007-10301-0201
2007 横浜国立大学 後期
経済,経営学部
易□ 並□ 難□
【1】 a>2 とする. xy 平面において点 A (a ,a2 ) , 点 B ( a2 ,0 ) , および原点 O を通る円を C とするとき,次の問いに答えよ.
(1) C の中心と半径を求めよ.
(2) C と曲線 y= x2 との交点で A , O と異なるものが 2 点あることを示せ.さらに A , O 以外の 2 つの交点を P (s ,s2 ) ,Q (t ,t2 ) とするとき, s +t ,s ⁢t を求めよ.
(3) P ,Q における曲線 y =x2 のそれぞれの接線の交点を R とする. R は C 上にあることを示せ.
2007-10301-0202
経済・経営学部
【2】 a を a> 1 をみたす実数とし, f⁡ (x) =x3 −3 ⁢a⁢ x−a (a+ 1) とする.次の問いに答えよ.
(1) x の方程式 f⁡ (x)= 0 はただ 1 つの実数解をもつことを示せ.
(2) x の方程式 f⁡ (x)= 0 の実数解を c とする.このとき c =t+ a t をみたす実数 t が存在することを示し,そのような t に対して, t3 + a3 t3 =a ⁢(a +1 ) であることを示せ.
(3) c を求めよ.
2007-10301-0203
【3】 1 個のさいころを続けて 2 回投げ, 1 回目に出た目が m , 2 回目に出た目が n であるとき, 2 つの関数 f ⁡(x ), g⁡ (x) を
で定める.さらに xy 平面上の 2 つの放物線 y =f⁡( x) と y =g⁡ (x) で囲まれる部分の面積を S とする.ただし囲まれる部分がないときには S =0 とする.次の問いに答えよ.
(1) a=2 とする. S=0 となる確率を求めよ.
(2) S≠0 のとき, S を a , m ,n を用いて表せ.
(3) a=3 とする. S の期待値を求めよ.
2007-10301-0204
【4】 正の整数 n= 2a ⁢b (ただし a は 0 以上の整数で b は奇数)に対して f ⁡(n )=a とおくとき,次の問いに答えよ.
(1) 正の整数 k , m に対して f ⁡(k ⁢m) =f⁡ (k)+ f⁡( m) であることを示せ.
(2) f⁡( 3n+ 1) ( n=0 , 1 ,2, ⋯) を求めよ.
(3) f⁡( 3n− 1)− f⁡(n )( n= 1, 2, 3, ⋯) を求めよ.
2007-10301-0205
工学部
【1】(1) x>0 のとき, x2 ex <6x を示せ.
(2) (1)を用いて, limx →∞ ⁡ x2⁢ e− x= 0 を示せ.
(3) k を実数とするとき, x の方程式 x 2+3 ⁢x+ 1=k⁢ ex の実数解の個数を求めよ.
2007-10301-0206
【2】 原点を O とする xy 平面上に点 A (a, 0) ,B (0 ,b) ( a, b は正) がある. ▵OAB の内接円 C の中心を I , 半径を r , C と OA との接点を H とする. OA の中心を M , BH の中点を N とする.次の問いに答えよ.
(1) r を a , b で表せ.
(2) OI→ =p⁢ OM→ +q⁢ ON→ をみたす p , q を a , b で表せ.
(3) I は線分 MN 上にあることを示せ.
2007-10301-0207
【3】 xy 平面上に,楕円 C ; x2 a2 +y 2b 2 =1 がある.ただし, 0<a <b である. C の焦点を F , F ′ とし, F を通る傾き t の直線と C の交点を P , Q とする.次の問いに答えよ.
(1) P ,Q の x 座標をそれぞれ p , q とするとき, | p−q | を a , b ,t を用いて表せ.
(2) t がすべての実数を動くとき, ▵F ′ PQ の面積の最大値を求めよ.
2007-10301-0208
【4】 数列 { xn } を
x1 =a ,x2 =b , xn+ 2= p⁢x n+1 −x n (n= 1, 2, 3, ⋯ )
で定める.ただし, a ,b ,p は実数とする.次の問いに答えよ.
(1) すべての自然数 n に対して,
xn +1 2− p⁢x n+1 ⁢ xn+ xn 2= a2− p⁢a⁢ b+b 2
であることを示せ.
(2) |p |< 2 のとき,
xn 2≦ 4⁢( a2 −p⁢ a⁢b +b2 ) 4 −p2
(3) |p |≧ 2 で, a2 −p⁢ a⁢b +b2 =0 , a≠ 0 が成り立つとき, {x n} の一般項を a ,b で表せ.
2007-10301-0209
【5】 xy 平面上に,曲線 C :y=a ⁢ex がある.ただし, 0<a <1 である. t を t ≧0 をみたす実数とし, C 上の点 P ( t,a⁢ et ) における C の接線 l と y 軸の交点を Q とする. l に垂直で P を通る直線上に点 R (u, v) を PR =PQ かつ u ≦t となるようにとる.次の問いに答えよ.
(1) u ,v を t の式で表せ.
(2) t が t ≧0 の範囲を動くとき, R の描く曲線と y 軸によって囲まれる部分の面積を求めよ.