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2007-10550-0101
2007 京都工芸繊維大学 前期
配点率25%
易□ 並□ 難□
【1】 空間に 3 つの異なる単位ベクトル a→ , b→ , c→ があり, a→ と b→ のなす角, b→ と c→ のなす角, c→ と a→ のなす角はすべて等しい.その角を θ (0 ≦θ≦π ) とする.
(1) a→ +b→ +c→ の大きさ | a→+ b→ +c→ | を θ を用いて表せ.
(2) 0<θ≦ 2 ⁢π3 であることを示せ.
(3) k を実数とする.ベクトル d→ =k⁢ (a→ +b→ +c→ ) が単位ベクトルであり, d→ と a→ のなす角が θ に等しいとき, k および cos⁡ θ の値を求めよ.
2007-10550-0102
【2】 a を実数とする. xy 平面の 2 曲線 y= a⁢x2 と y= (x2 +1)⁢ ex がただ 1 つの共有点をもつような a の範囲を求めよ.
2007-10550-0103
【3】 関数 f⁡ (x) ,g⁡( x)( x> 0) を次のように定義する.
f⁡(x )=log⁡ (x+1 )-log⁡ x
g⁡(x )= ∫1x ⁡ ( 1t -f⁡ (t) ) ⁢dt
(1) 極限 lim x→∞ ⁡f⁡ (x) および lim x→∞ ⁡x⁢ f⁡(x ) を求めよ.
(2) g⁡(x ) を求めよ.
(3) 極限 lim x→∞ ⁡g⁡ (x) を求めよ.
2007-10550-0104
【4】 n を 2 以上の自然数とする.項数 n の数列 a 1, a2 , ⋯, an を次のように定める.
各番号 k( k= 1, 2, ⋯, n) に対して 1 枚のコインを投げて,表が出れば a k=k とし,裏が出れば a k=n+ 1 とする.
a1 ,a2 , ⋯, an の中で最小の数を X ,2 番目に小さい数を Y とする.ただし, a1 , a2 , ⋯, an がすべて n+ 1 のときは X= n+1 ,Y= n+1 とする. b ,c は自然数で, 1≦b ≦n+1 , 2≦c≦ n+1 を満たすものとする.
(1) X≧b となる確率 p を求めよ.
(2) X=b となる確率 q を求めよ.
(3) Y≧c となる確率 r を求めよ.
(4) Y=c となる確率 s を求めよ.