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2007-10601-0201
2007 神戸大学 後期
経済学部
配点25点
易□ 並□ 難□
【1】 a ,b を実数とする. xy 平面において,曲線 C: y=x2 -a⁢ x+b および 2 点 A (1, 0), B( 0,1) を考える. C が A と B を結ぶ線分上の異なる 2 点 P ,Q を通るとし, P における C の接線を l ,Q における C の接線を m とする. P ,Q の x 座標をそれぞれ p ,q とする.このとき,次の問に答えよ.
(1) p+q ,p⁢q を a ,b を用いて表せ.
(2) 直線 AB と曲線 C で囲まれた部分の面積 S を a ,b を用いて表せ.
(3) a ,b が b= a2+ 14 をみたすとき, l ,m の交点が直線 y= x 上にあることを示せ.
2007-10601-0202
【2】 xy 平面上に 4 点 P1 (0, -1) ,P2 (2 ,1) ,P3 (0, 3), P4 (-2 ,0) をとる. a を正の実数として,次の問に答えよ.
(1) P1 を通り傾きが a となる直線を l1 , P3 を通り傾きが a となる直線を l 3, P2 を通り l1 と直交する直線を l 2, P4 を通り l1 と直交する直線を l4 とする. l1 ,l 2 ,l 3, l4 の方程式を a を用いてそれぞれ表せ.
(2) 4 本の直線 l1 , l2 ,l3 , l4 によって囲まれた長方形を R とする.このとき, 4 点 P 1, P2 , P3 , P4 が R の外側に出ない a の値の範囲を求めよ.
2007-10601-0203
【3】 n を 3 以上の整数とする.このとき,次の問に答えよ.
(1) さいころを n 回投げたとき,出た目の数がすべて 1 になる確率を求めよ.
(2) さいころを n 回投げたとき,出た目の数が 1 と 2 の 2 種類になる確率を求めよ.
(3) さいころを n 回投げたとき,出た目の数が 3 種類になる確率を求めよ.
2007-10601-0204
理科系
配点30点
【1】 行列 A= ( ab cd ) に関する次の命題の真偽を判定し,正しければそれを証明し,正しくなければ反例をあげよ.ただし, O=( 0 0 00 ) とする.
(1) A2= O ならば A= O
(2) A4= O ならば a⁢ d-b⁢ c=0
(3) A4= O ならば A2 =O
2007-10601-0205
【2】 0≦t≦ 1 をみたす実数 t に対して,直線 y= t と曲線 y= (x+ 1)2 ⁢(x -1)2 によって囲まれる図形を y 軸のまわりに 1 回転させてできる回転体の体積を V⁡ (t) とおく. V⁡( t) を最小にする t の値とその最小値を求めよ.
2007-10601-0206
【3】 a ,b を実数とする.このとき,次の問に答えよ.
(1) x の関数 y= x2+ a⁢x の |x |≦1 における最小値 m と最大値 M を求めよ.
(2) |x| ≦1 ならば |x2 +a⁢x -b| ≦1 をみたす点 (a, b) の存在する範囲を図示せよ.
2007-10601-0207
【4】 a を実数とし,関数 f⁡ (x) を
f⁡(x )={ a⁢ sin⁡x+ cos⁡x (x≦ π 2) x-π (x >π 2)
で定義する.このとき,次の問に答えよ.
(1) f⁡(x ) が x= π 2 で連続となる a の値を求めよ.
(2) (1)で求めた a の値に対し, x= π2 で f⁡ (x) は微分可能でないことを示せ.
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【5】 n を 3 以上の整数とする.このとき,次の問に答えよ.