2007 名古屋市立大 後期経済学部

Mathematics

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2007 名古屋市立大 後期

経済学部

易□ 並□ 難□

【1】 定数 a に対し,次の不等式の表す領域を D (a) とする.

y( x-2) 2 y- 12 x2+ 2a x-2 a2+ a

0x 2 0y

 次の問いに答えよ.

(1)  a= 12 のときの領域 D ( 12 ) を図示せよ.

(2) 点 (x, y) が領域 D ( 12 ) を動くとき, x+y の最大値とその時の x y の値を求めよ.

(3) 定数 a> 0 に対して,点 (x, y) が領域 D (a) を動くとき, x+y の最大値とそのときの x y の値を求めよ.

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易□ 並□ 難□

【2】  A 君, B 君の間で以下のルールで 1 枚のコインを受け渡しする試行を考える.

ルール:「 1 つのサイコロを審判が振り奇数の目が出れば,コインを持っていた人がそのままコインを持ち続ける. 2 または 4 の目が出た場合はコインを持っていた人が A 君なら B に渡し, B 君ならそのまま持ち続ける. 6 の目が出ればコインを持っていた人が B 君ならば A 君に渡し, A 君ならそのまま持ち続ける.」

 はじめコインは A 君が持っているとし,この試行を反復するとき,次の問いに答えよ.

(1)  n 回反復した後, A 君がコインを持っている確率を an n 1 とする. an a n-1 で表し, an を求めよ.ただし a 0=1 とする.

(2)  k 回目の試行でコインの移る確率を pk k 1 とする. pk a k-1 で表し, pk を求めよ.

(3)  3 回試行を反復したとき,コインの移る回数の期待値を求めよ.

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【3】 行列 ( 21 -1 3 ) によって表される点 P の移動 P f(P ) を考える.次の問いに答えよ.

(1) 移動 f による点 (-5 ,3) の像を求めよ.

(2) 移動 f (21, 28) に移される点を求めよ.

(3) 原点を O とする.実数 a b に対し, 3 A B C の座標を ( a, 87 ) ( 57 ,b ) ( -5 7, 37 ) とし,また移動 f による A B C の像をそれぞれ A B C とする.四角形 O A B C が平行四辺形となるとき, a b の値とそのときの平行四辺形の面積を求めよ.

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【4】 関数 f (x)= |x- 3| x x0 について,次の問いに答えよ.

(1) 関数 f (x) の増減表を書き, y=f (x) のグラフの概形を描け.

(2)  0x 3 において曲線 y= f(x ) x 軸とで囲まれた部分の面積を S1 とし,曲線 y= f(x ) x 軸および直線 x= α α 3 とで囲まれた部分の面積を S1 とする. S1 =S2 を満たす α および面積 S1 を求めよ.

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