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2007-13442-0301
2007 東京理科大学 理工学部B方式
物理,生命科,経営工学科
2月5日実施
(1)〜(3)合わせて配点40点
易□ 並□ 難□
【1】 次の文章の ア から ニ までに当てはまる 0 から 9 までの数を求めて,解答用マークシートの指定された欄にマークしなさい.
(1) a を定数として x についての方程式
9x+ 9-x -( a+1) ⁢( 3x+ 3-x )- 2⁢a2 +8⁢ a-4=0
を考える. t=3x +3 -x とおくと, x がすべての実数を動くとき, t のとる値の範囲は t ≧ ア であり,上の方程式は
t2- (a+ 1)⁢ t-2⁢ (a2 -4⁢a + イ ) =0
となる.この t についての 2 次方程式が, t≧ ア の範囲に少なくとも 1 つ解をもつための必要十分条件は
a≦ ウ または a≧ エ
である.特に a= -5 のとき,最初に考えた方程式の解は
x=log3 ⁡( オ ± カ キ )
となる.
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(2) 定数 a , b (a >0 ) に対し, xy 平面において放物線
C1: y=a⁢ x2+ 2⁢a⁢ x+2⁢ a-b
を考える. x 軸に関して C 1 と対称な放物線を, x 軸方向へ 4 , y 軸方向へ 8 だけ平行移動したものを C 2 とすると,その頂点の x 座標は ク である.また C 2 の頂点の y 座標が 9 ならば, b=a+ ケ が成り立つ.さらにこのとき C 1 と C 2 がただ 1 つの共有点をもつのは, a= コ サ の場合のみであり,その共有点の座標は ( シ , ス ) となる.
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(1)〜(3)と合わせて配点40点
(3) 関数
f⁡( x)= 7 ⁢x3 +23⁢ x2+21 ⁢x+15 ( x2+1 )⁢ (x+ 1) 2
を考える.
f⁡( x)= セ ⁢ x+ ソ x2 +1+ タ ⁢ x+ チ (x +1) 2
である.したがって,
∫ 01⁡ f⁡( x)⁢ dx= ツ テ + ト ⁢ log⁡2+ ナ ニ ⁢ π
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【2】 座標平面において, C1 を原点を中心とする半径 2 の円とし, C2 を点 ( 0, 12 ) を中心とする半径 12 の円とする. C1 と C 2 の両方と接する円を考える.
(1) 円 D 1 は C 1 と内接し,さらに C 2 と外接しているとする. D1 の中心の座標を ( r1⁢ cos⁡θ ,r1 ⁢sin⁡ θ) と表すとき, r1 を θ を用いて表せ.
(2) 円 D 2 は C 1 と内接し,さらに C 2 とも内接しているとする. D2 の中心の座標を ( r2⁢ cos⁡θ ,r2 ⁢sin⁡θ ) と表すとき, r2 を θ を用いて表せ.
(3) f⁡( θ)= r1- r2 とおく.ここで r 1 ,r2 はそれぞれ(1),(2)で求めた θ の関数である. f⁡( θ) の最大値と最小値を求めよ.
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30点
【3】 2 つの正の定数 a と p に対し,関数
f⁡( x)= ap⁢ x⁢e -a⁢ x2 ( x≧0 )
を考える.ただし, e は自然対数の底である.
xy 平面において, y=f⁡ (x ) のグラフ上の点で, y 座標が最大となる点を M とおく.
(1) 点 M の座標を a と p を用いて表せ.
(2) p を固定したまま, a を正の範囲で動かすとき,点 M はある関数 y =g⁡ (x ) のグラフ上を動く.この関数 g ⁡(x ) を求め,そのグラフを p の値で場合分けして図示せよ.
(3) x>0 の範囲で,(2)の y= g⁡( x) のグラフ上の点から原点までの距離の最小値が存在するような p の値の範囲を求め,このとき,その最小値を与える x の値を p を用いて表せ.