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2007-13442-0501
2007 東京理科大学 薬学部B方式
薬学科
2月7日実施
配点25点
易□ 並□ 難□
【1】 1 から 7 までの数字が 1 つずつ書かれた同じ大きさの 7 個の球が入った袋がある.この袋の中から球を 1 つ取り出し,球に書かれた数字を調べて球を元に戻す試行を 1000 回繰り返す. a0 =0 とし, n 回目に袋の中から取り出した球の数字が, 1 または 7 のときは an= an- 1+ 2 , それ以外のときは an= an-1 +1 として数列 a1 ,a 2 ,a 3 ,⋯ ,a1000 をつくる.この数列の中に n が含まれない確率を p n ( n=1 ,2 , 3 ,⋯ ,1000 ) とする.
(1) p1= ア イ ,p2 = ウ エ オ カ である.
(2) 関係式
pn+ 1+ キ ク ⁢ p n= ケ コ ( n=1 ,2 ,3 ,⋯ , 999 )
が成り立つ.
(3) pn= サ シ - ス セ ⁢ (- ソ タ )n ( n= 1 ,2 ,3 ,⋯ ,1000 ) となる.
(4) a1 ,a2 , a3 ,⋯ ,a1000 の中に, n が含まれる確率は チ ツ ⁢ ( 1- (- テ ト ) n+1 ) であり, n と n+ 1 がともに含まれる確率は ナ ニ ⁢ ( 1- (- テ ト ) n+1 ) である.ただし, n=1 ,2 ,3 ,⋯ ,999 とする.
2007-13442-0502
【2】 xy 平面において,点 A を (1 ,0) とし,点 P は原点 O を中心とする半径 1 の円周の上半分(すなわち, x2 +y2 =1 ,y >0 )を動くものとする. A を端点とする半直線 AP 上に,点 Q を AQ =1 となるようにとり,線分 OQ の中点を R とおく. ∠AOP= θ とする.
(1) Q= P となるのは, θ= ア イ ° のときである.
(2) 0° <θ< ア イ ° のとき, ∠POQ= ウ エ ° - オ カ ⁢ θ であり, ア イ ° <θ< 180 ° のとき, ∠POQ= - キ ク ° + ケ コ ⁢ θ である.
(3) θ が 0 ° <θ< ア イ ° の範囲を動くとき, OR (線分 OR の長さ)が取りうる値の範囲は サ シ <OR < ス セ であり, θ が ア イ ° <θ< 180° の範囲を動くとき, OR が取りうる値の範囲は ソ < OR< タ チ である.
(4) θ が 0 ° <θ< 180 ° の範囲を動くとき, PR が最小になるのは cos ⁡θ= ツ テ ト ナ のときで,このとき, PR= ニ ヌ ネ である.
2007-13442-0503
【3】 f⁡( x)= x3- 2⁢x 2-4 ⁢x とするとき, xy 平面における曲線 C 1:y= f⁡( x) と放物線 C2:y =a⁢x 2+b⁢ x+c は,点 ( 1,f⁡ (1 )) において共通の接線をもち,点 ( 3,f⁡ (3 )) で交わるという. C1 と C 2 によって囲まれた領域(境界線も含む)を D とする.
(1) a= ア , b=- イ ウ , c= エ である.
(2) D の面積は オ カ である.(ただし, x4 の導関数が 4⁢ x3 であることを用いよ.)
C1 上の点 (- 1,f⁡ (-1 )) における C 1 の接線が C 2 と交わる点を P , Q とする.
(3) P ,Q の x 座標をそれぞれ x 1 ,x2 (ただし, x1< x2 )とするとき,
x2- x1= キ ク ⁢ ケ コ
である.
(4) 点 R が領域 D を動くとき, ▵PQR の面積の最大値は
サ シ ス セ ソ タ ⁢ ケ コ
であり,最大値を与える R の x 座標は チ ツ である.
2007-13442-0504
【4】 a→ , b→ は平行でないベクトルで, a→ , b→ の大きさはそれぞれ 3 , 1 であり, a→ と b → の内積は正の数 k であるものとする.平面上に OD を対角線とする平行四辺形 OCDA があり, OA→ =a→ , CO→ =5⁢ b→ である. ∠OCD の 2 等分線と直線 OA の交点を P1 とし, O P1 → =C P2 → となるように点 P 2 をとる.直線 CO に関して P 1 と対称な点を P 3 とおき,直線 C P3 と直線 OA の交点を P 4 とする.
(1) O P1 → = ア イ ⁢ a → ,O P2 → = ウ エ ⁢ a →- オ ⁢ b→ である.
(2) O P3 → =- カ キ ⁢ a →+ ク ケ コ ⁢ k⁢ b→ である.
(3) O P4 → =- サ シ ⁢ k + ス ⁢ a→ である.また, P3 P4 :P 4C の比の値は セ ソ ⁢ k である.
(4) 線分 P 2P 4 が線分 CO と直交するのは k= タ チ ⁢ ツ のときである.