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2007-13591-0201
2007 早稲田大学 スポーツ科学部
2月14日実施
易□ 並□ 難□
【1】
(1) p は正の実数とする. x についての 3 次方程式
x3- 2⁢x 2+( p+1) ⁢x-p =0
が 3 つの異なる実数解 x 1 ,x 2 ,x 3 をもち,さらにこれらの解 x 1 , x2 , x3 からなる数列が等比数列であるとする.このとき,
p= ア + イ
である.また,この数列のとりうる公比のなかで最も大きいのは ウ + イ 2 である.
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(2) 90°≦ θ≦180 °, 180°< ω<360 ° とする. x についての 3 次方程式
x3 +(1 +2⁢ cos⁡ θ3 ) ⁢x2 +( 1+2 ⁢cos⁡ θ 3 )⁢ x+1= 0
が 2 つの複素数解 z 1=r ⁢cos⁡ ω+i ⁢r⁢ sin⁡ω , z2 =r⁢ cos⁡ω -i⁢ r⁢sin ⁡ω をもつとき, r= エ である.ただし, r は正の実数とし, i は虚数単位とする.また, cos⁡ ω が最大になるのは ω =( 15× オ ) ° のときである.
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(3) 2 次関数 f⁡ (x) と 3 次関数 g⁡ (x) に対し, y=f⁡ (x) と y =g⁡( x) のグラフはともに点 P (2 ,0) で x 軸に接し,かつどちらも点 Q (0 ,2) を通るとする.さらに, y=g ⁡(x ) のグラフが点 R (4, 0) も通るとき,
である.
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【2】 OA ,OB , OC を 3 辺とする右のような平行六面体 OADB -CEGF において,点 P を OP →= 1 6⁢ OC→ となるようにとり,点 Q を DQ→ = 14 ⁢DG → となるようにとる.また,線分 PQ と平面 ABC の交点を R とする.
OA→ =a → , OB→ =b → , OC→ =c → とするとき,
PQ→ =a →+ b→ + 1 シ ⁢ c→ .
点 R は線分 PQ 上にあるから PR →= k⁢PQ → をみたす実数 k がある.したがって,
OR→ =k⁢ a→ +k⁢ b→ + ( 1 シ ⁢k +16 ) ⁢c → . (1)
また,点 R は平面 ABC 上にあるから
OR→ =OA →+ s⁢AB →+ t⁢AC →= ( ス -s-t )⁢a →+ s⁢b →+ t⁢c → (2)
をみたす実数 s ,t がある. 4 点 O , A ,B , C は同一平面上にないから(1),(2)により,
k= 2 セ .
したがって
OR→ = 2 セ ⁢ a→ +2 セ ⁢ b →+ 1 ソ ⁢ c→
つぎに線分 DR と平面 ABE の交点を S とすると,
OS→ = 1 タ ⁢ a→ +1 タ ⁢ b →+ 1 チ ⁢ c→
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【3】 a1= 5 ,a n+1 =5⁢ an ( n= 1 ,2 ,3 ,⋯ ) で定義された数列 a 1 , a2 , a3 , ⋯ を考える.ただし, log10 ⁡2 =0,3010 とする.
(1) log10 ⁡an >6.99 をみたす最小の自然数 n は ツ である.
(2) an の桁数が 100 桁であるような最大の自然数 n は 100 + テ である.
(3) bn = ∑k =1n ⁡log 10⁡ ak とする. bn >200 をみたす最小の自然数 n は ト である.
(4) (3)の b n に対して, cn = ∑k =1n ⁡ bk とする. log10 ⁡(c n⋅ log5 ⁡10) >1 をみたす最小の自然数 n は ナ である.
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【4】 xy 平面において,中心 O (0 ,0) , 半径 1 の円 C 1 と中心 A (8 ,0) , 半径 3 の円 C 2 を考える.円 C 1 と円 C 2 にともに接する直線を,傾きが小さい方から順に l 1 , l2 ,l 3 ,l 4 としたとき,
直線 l 2 の方程式は
x+ ニ ⁢ y+ ヌ =0 ,
直線 l 4 の方程式は
x- ネ ⁢ y+ ノ =0 .
いま,直線 l 1 と円 C 1 の接点を B する. x についての 2 次関数 f ⁡( x) =a⁢ (x- b)2 +c のグラフは直線 l 1 と点 B で接し,かつ直線 l 4 とも接するとする.このとき,
a= 1 ハ ,b= ヒ , c= 3 フ
である.さらに, 2 直線 l 1 ,l 4 および y= f⁡(x ) のグラフで囲まれた部分の面積は 3 ヘ である.