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2007-14576-0101
2007 南山大学 数理情報学部A方式
2月9日実施
易□ 並□ 難□
【1】 の中に答を入れよ.
(1) 行列 A= 1 2⁢ ( 3 -1 1 3 ) について, A3 = ア であり, A30 = イ である.
2007-14576-0102
(2) 4 次方程式 2 ⁢x4 -3⁢ x3+ 6⁢x 2-2 ⁢x-3 =0 は 2 つの実数解 α , β と 2 つの虚数解 γ , δ をもつ.これらの虚数解の和と積は,それぞれ γ +δ= ウ , γ⁢ δ= エ である.
2007-14576-0103
(3) sin⁡α- sin⁡β = 54 , cos⁡α +cos⁡β = 54 のとき, cos⁡( α+β ) の値は オ である.
2007-14576-0104
(4) 5 2 , log10 ⁡309 ,5+ 2 を小さい順に並べると カ である.
2007-14576-0105
(5) 赤球 12 個と白球 12 個の合計 24 個の球を 12 個ずつに分けて,つぼ A とつぼ B に入れる.ただし,入れたあとには,つぼ A から 2 個の球を取り出すときに 2 個とも白球である確率が 1433 となるようにする.それには,つぼ A に入れる赤球の数が キ 個となるように分ければよい.このように分けて入れたあと,それぞれのつぼから 2 個の球を取り出し,つぼ A から取り出した 2 個の球をつぼ B へ,つぼ B から取り出した 2 個の球をつぼ A に入れる操作を行う.つぼ A に入っている赤球の数が,この操作を行う前よりも 1 個減る確率は ク である.
2007-14576-0106
(6) 数列 {a n} ( n=1 , 2 ,3 ,⋯ ) は, a1 =1 および a n+1 =3 ⁢an +2⁢ n-4 を満たす.また,数列 { bn } ( n= 1 ,2 , 3 ,⋯ ) は, bn =an +1 -an を満たす.このとき, { bn } の一般項は b n= ケ であり,これを用いて { an } の一般項を求めると, an = コ である.
2007-14576-0107
【2】 座標平面上に,原点 O を中心とする半径 1 の円があり,この円周上を自由に動く点 P がある.この円と x 軸との 2 つの交点をそれぞれ A (1 ,0) ,B (- 1,0 ) とする.また, k と l を定数とし, a→ =OA → , p→ =OP → , q→ =k⁢ AP→ +l⁢ BP→ とおく.
(1) q→ を a → , p→ ,k ,l で表せ.
(2) k=1 , l=2 のとき,内積 p →⋅ q→ の最大値と最小値を求めよ.
(3) k=1 , l=2 のとき, OQ→ =q → となる点 Q の描く図形が円であることを示し,その中心の座標と半径を求めよ.
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【3】 f⁡(x )=log ⁡ -1+ 1+4 ⁢x 2 とおき,関数 y =f⁡ (x) ( x≧ 2 ) とその逆関数 y =g⁡ (x) ( x≧ 0) について考える.
(1) g⁡(x ) を x の式で表せ.
(2) a≧2 のとき, ∫2 a⁡ f⁡( x)⁢ dx= ∫0f ⁡(a ) ⁡t⁢ g′ ⁡(t )⁢d t を示せ.
(3) a≧2 のとき, ∫0 f⁡ (a) ⁡t ⁢g ′⁡ (t) ⁢dt =f⁡ (a) ⋅a - ∫0 f⁡( a) ⁡g ⁡(t )⁢d t を示せ.
(4) 定積分 ∫26 ⁡f ⁡(x )⁢d x を求めよ.