Mathematics
Examination
Test
Archives
METAトップへ
年度一覧へ
2008年度一覧へ
大学別一覧へ
東北大学一覧へ
2008-10081-0201
数学入試問題さんの解答(PDF)へ
2008 東北大学 後期
経済学部
易□ 並□ 難□
【1】 a を 0 ≦a≦ 1 の範囲にある実数とするとき, y= | x−a | +| x−1 | のグラフと直線 y= x の交点の個数と交点の座標を求めよ.
2008-10081-0202
理学部【2】の類題
【2】 a と b を実数とし,曲線 C : y=x 2+2 ⁢a⁢ x+b と平面上の 4 点 O (0 ,0) ,P (2, 4) ,Q (2 ,5) ,R (0 ,1) を頂点とする平行四辺形を考える.直線 OP は曲線 C の接線であり,その接点は線分 OP 上にあるとする.曲線 C の上側と平行四辺形 OPQR の内部の共通部分の面積を S ⁡(a) とおく.このとき,以下の問いに答えよ.
(1) b を a で表せ.また, a の値の範囲を求めよ.
(2) 曲線 C が線分 OR と交わるとき, a の値の範囲を求め, S⁡( a) を a で表せ.
(3) a が(1)で求めた範囲を動くとき, S⁡( a) の最大値を求めよ.
2008-10081-0203
【3】 数直線上を点 P が 1 ステップごとに, +1 または −1 だけそれぞれ 12 の確率で移動する.数直線上の値が 3 の点を A として, P が A にたどり着くと停止する.このとき,以下の問いに答えよ.
(1) P が原点 O から出発して,ちょうど 5 ステップで A にたどり着く確率を求めよ.
(2) P が原点 O から出発して,ちょうど 6 ステップで値が 2 の点 B にたどり着く確率を求めよ.
(3) P が原点 O から出発して, 8 ステップ以上移動する確率を求めよ.
2008-10081-0204
【4】 0<θ < π4 とし, m を π4 ⁢θ に最も近い整数とする.ただし, 2 つある場合はどちらか一方を選ぶとする.このとき, cos⁡θ ≦sin⁡ 2⁢m ⁢θ となることを示せ.
2008-10081-0205
理学部
【1】 ▵OAB は OA =2 ,OB =1 をみたすとし,ベクトル OA → と OB → の内積を OA →⋅ OB→ =t とおく.辺 AB の中点を M , ∠AOB の二等分線と辺 AB の交点を C , 頂点 O から直線 AB に垂線をおろし,交点を D とする. a→ =OA → , b→ =OB → とおくとき,以下の問いに答えよ.
(1) ベクトル OM → ,OC → ,OD → を a → ,b → ,t で表せ.
(2) 辺 AB 上に点が A , M ,C , D ,B の順に並ぶような t の範囲を求めよ.ただし,これら 5 点はどの 2 点も一致しないものとする.
2008-10081-0206
経済学部【2】の類題
【2】 a と b を実数とし,曲線 C : y=x 2+2 ⁢a⁢ x+b と平面上の 4 点 O (0 ,0) ,P (2 ,4) ,Q (2 ,5) ,R (0 ,1) を頂点とする平行四辺形を考える.直線 OP は曲線 C の接線であり,その接点は線分 OP 上にあるとする.このとき,以下の問いに答えよ.
(2) 曲線 C の上側と平行四辺形 OPQR の内部の共通部分の面積を S ⁡(a ) とおく. a が(1)で求めた範囲を動くとき, S⁡( a) の最大値を求めよ.
2008-10081-0207
【3】 以下の問いに答えよ.
(1) x≧0 のとき log e⁡( 1+x) ≦x を示せ.ただし, e は自然対数の底とする.
(2) log10⁡ 2401−log 10⁡2400 < 12400 を示せ.
(3) log10 ⁡7 の値を,小数第 4 位を切り捨て小数第 3 位まで求めよ.ただし, log10 ⁡2 =0.3010 ,log 10⁡3 =0.4771 として解答せよ.
2008-10081-0208
【4】 数列 { an } を
a1= 2, an+ 1= 4 ⁢an +12 ⁢an +3 ( n=1 ,2 ,3 ,⋯)
で定める.このとき,以下の問いに答えよ.
(1) 2 つの実数 α と β に対して,
bn= an+ βa n+α ( n=1 ,2 ,3 ,⋯ )
とおく. {bn } が等比数列となるような α と β ( α >β )を 1 組求めよ.
(2) 数列 { an } の一般項 a n を求めよ.
2008-10081-0209
【5】 n 自然数とする.平面上の曲線 C : y=x 2− n と x 軸が囲む領域内にあり, x 座標と y 座標の値が共に整数であるような点の総数を a n とおく.ただし,曲線 C 上の点および x 軸上の点も含むとする. n 1 2 を超えない最大の整数を m n とおくとき,以下の問いに答えよ.
(1) an を n と m n で表せ.
(2) lim n→ ∞⁡ a nn 3 2 を求めよ.
2008-10081-0210
【6】 n を整数とし, p を 2 以上の整数で素数とする. 3 次方程式
x 3+n ⁢x2 +n 2⁢x =p
が正の整数 x =α を解にもつとき,以下の問いに答えよ.
(1) α= 1 であることを示せ.
(2) 上の 3 次方程式が k +2 ⁢i ( k は実数)を解にもつとき, p の値を求めよ.ここで, i は虚数単位とする.