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丸テーブルを囲んだ脚の椅子に赤または白の帽子をかぶった名が座っており，そのほかに帽子をかぶっていない質問者名がそばに立っている．椅子に座った名は，それぞれ他の名の帽子の色を見ることができるが，自分の帽子の色を知らない．
まず，質問者が「赤い帽子の人が見えますか」と質問したところ，名全員が「はい」と答えた．次に「椅子に座ったみなさんは赤または白の帽子をかぶっていますが，名の中で白い帽子の人数は赤い帽子の人数より多いです」と伝えた．そして，「自分の帽子の色を推定してください」と言い，少し間をおいてから「自分の帽子の色がわかりますか」と質問したところ，名全員が同時に「いいえ」と答えた．
以上の情報をもとに，椅子に座った名がそれぞれ自分の帽子の色を推定できるかどうかについて，理由とともに字程度で述べよ．ただし，これらの名には十分に論理的な思考をする能力があるものとする．