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2008-10321-0101
2008 新潟大学 前期
経済,人文,教育,農学部
易□ 並□ 難□
【1】 a を −1 <a<1 である実数とする.関数 f⁡ (x) =2⁢ x2− 2⁢( a+1) ⁢x− 2⁢a について,次の問いに答えよ.
(1) 放物線 y= f⁡(x ) 上の点 (a, f⁡(a )) における接線の方程式を求めよ.
(2) (1)で求めた接線が点 (2, −4) を通るとき, a の値を求めよ.
(3) (2)で求めた a の値に対して,放物線 y= f⁡(x ) と x 軸で囲まれた部分の面積を求めよ.
2008-10321-0102
【2】 θ を 0< θ< π2 である実数とする.座標平面上に 3 点 O (0, 0), A( cos⁡θ, 0), B( 0,sin⁡ θ) をとる.このとき,次の問いに答えよ.
(1) 線分 OA , OB の長さの和の最大値とそのときの θ を求めよ.
(2) 三角形 OAB の面積の最大値とそのときの θ を求めよ.
2008-10321-0103
経済,人文,教育,農学,
理,工,医,歯学部
理,工,医,歯学部では【1】
【3】 長方形 ABCD に対して,それぞれの辺の長さを
AB= CD=1 ,BC=DA =t ,0< t<1
とする.辺 AB 上の点 P および辺 BC 上の点 Q を,点 C と点 P が 2 点 D , Q を通る直線に関して対称になるようにとる.
AB→ =a→ , BC→ =b→ , AP→ =x⁢a → (0<x <1), BQ→ =y⁢b → (0<y <1)
とおく.このとき,次の問いに答えよ.
(1) DP→ , PQ→ を a → ,b → ,x , y で表せ.
(2) x ,y を t で表せ.
(3) x= 35 のとき, t および y を求めよ.
2008-10321-0104
【4】 次の問いに答えよ.
(1) 連立不等式
{3y +2y>0 x⁢y >0
の表す領域を座標平面上に図示せよ.
(2) 不等式
2⁢log2 ⁡(3 ⁢x+2 ⁢y)> 5+log2 ⁡x⁢ y
2008-10321-0105
【2】 A は A≠ E, A≠O かつ A 2 =A をみたす 2 次正方行列とする.ただし,
E= (1 0 01 ) ,O= (0 0 00 )
である.このとき,次の問いに答えよ.
(1) 実数 t に対して,積 (A− t⁢E) ⁢{A− (1−t )⁢E} および {A− (1−t )⁢E} (A−t ⁢E) を求めよ.
(2) 行列 A および A− E はともに逆行列をもたないことを示せ.
(3) A−t⁢ E が逆行列をもつための t に対する必要十分条件を求めよ.また, t がその必要十分条件をみたすとき,逆行列 (A −t⁢E )−1 を求めよ.
2008-10321-0106
【3】 定数 c> 0 に対して,楕円
1+c c⁢ x2+ (1+c )⁢y2 =1
を Ec で表す.このとき,次の問いに答えよ.
(1) 楕円 Ec は直線 x+ y=1 に接することを示し,接点の座標を求めよ.
(2) 正の実数 a , b に対して,楕円 a⁢ x2+ b⁢y2 =1 が直線 x+ y=1 に接するとき, a と b の関係式を求め, ab 平面にそのグラフをかけ.またこのとき,楕円 a⁢ x2+ b⁢ y2= 1 は楕円 Ec の形に表せることを示せ.
2008-10321-0107
【4】 座標平面上で,不等式 y≦ −a⁢ x2+b の表す領域を A とし,不等式 x 2+y 2≦1 の表す領域を B とする.ただし, a> 12 かつ b> 0 とする.このとき,次の問いに答えよ.
(1) 放物線 y= −a⁢ x2+b と x 軸と囲まれた図形の面積 S を a , b で表せ.
(2) B が A に含まれるための必要十分条件は, b≧ 1+4 ⁢a2 4⁢a であることを示せ.
(3) B が A に含まれるとき,(1)で求めた面積 S が最小となる a , b およびそのときの S を求めよ.
2008-10321-0108
理(数,物理),工学部
【5】 n を n≧ 2 である自然数とする.関数
fn⁡ (x)= xn⁢log ⁡x, x>0
について,次の問いに答えよ.ただし,対数は自然対数とする.必要ならば, x を右側から 0 に近づけたときの極限値について
limx→ +0⁡ xk⁢ log⁡x= 0
がすべての自然数 k≧ 1 に対して成り立つことを利用してもよい.
(1) limx→ +0⁡ fn ′⁡ (x)= 0 を示せ.
(2) 関数 y= fn⁢ (x) の増減,グラフの凹凸を調べ,グラフをかけ.
(3) 極限値
limn→ ∞⁡ n2 ∫e− 1n 1 ⁡f n⁡(x )⁢d⁢ x
を求めよ.