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2008 九州大学 後期

工学部(電気情報工,物質科学工,

地球環境工,エネルギー科学,機械航空工学科)

配点30点

易□ 並□ 難□

【1】 平面上の点 A B C の座標をそれぞれ (0 ,a) ( b,0 ) (c, 0) とする.ただし a> 0 b<0 c>0 とする.このとき以下の問いに答えよ.

(1) 三角形 BCH の垂心が点 A となるような点 H の座標を求めよ.

(2) 線分 HA の中点を M 線分 BC の中点を P 線分 BH の中点を Q とする. PQM= 90° であることを示せ.

(3) 点 P Q M を通る円の中心 N の座標を求めよ.

(4) 点 P Q M を通る円は,線分 AB の中点 R および原点も通ることを示せ.

2008 九州大学 後期

工学部(電気情報工,物質科学工,

地球環境工,エネルギー科学,機械航空工学科)

配点30点

易□ 並□ 難□

2008年度九大後期【2】の図2008年度九大後期【2】の図

図1

図2

【2】 右の図1と図2は碁盤の目状の道路とし,すべて等間隔であるとする.

 以下の問いに答えよ.

(1) 図1において,点 A から点 B に行く最短経路は全部で何通りあるか求めよ.

(2) 図1において,点 A から点 B に行く最短経路で,点 C と点 D のどちらも通らないものは全部で何通りあるか求めよ.

(3) 図2において,点 A から点 B に行く最短経路は全部で何通りあるか求めよ.ただし斜線の部分は通れないものとする.

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工学部(電気情報工,物質科学工,

地球環境工,エネルギー科学,機械航空工学科)

配点30点

易□ 並□ 難□

【3】 行列 B E A をそれぞれ B= (1 −2 −24 ) E= (1 00 1) A=E+ aB と定める.ここで a は実数とする.このとき以下の問いに答えよ.

(1)  P=( x y) P= AP を満たすとき, x y が満たすべき条件を求めよ.

(2) 行列 A の表す移動が原点を通る直線に関する対称移動であるような a の値と,その直線を求めよ.

(3)  An= E+un B を満たす実数 u n a n を用いて表せ.ただし n は自然数とする.

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工学部(電気情報工,物質科学工,

地球環境工,エネルギー科学,機械航空工学科)

配点30点

易□ 並□ 難□

【4】  xy 平面上の双曲線 C 1: x 2a2 y2 b2 =−1 a>0 b>0 )と円 C 2: x2+ (y a2+ b2 )2= c2 c >0 )について,以下の問いに答えよ.

(1) 双曲線 C 1 と円 C 2 が接するとき, c a b で表せ.

(2) 双曲線 C 1 と円 C 2 の共有点の個数が, 0 個, 1 個, 2 個, 3 個のそれぞれの場合に c の取り得る範囲を a b で表せ.

(3)  c= b2 +1 のとき,共有点が 2 個になる範囲を a b 平面上で図示せよ.

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工学部(電気情報工,物質科学工,

地球環境工,エネルギー科学,機械航空工学科)

配点30点

易□ 並□ 難□

【5】 関数 f (x) x −1

f(x )={ log( 1+x) 1+x x0 log (1 x)1 x −1x< 0

と定める.以下の問いに答えよ.なお,自然対数の底を e とし,必要ならば 2< e<3 であることを用いてよい.

(1)  f(x ) の増減を調べよ.また, f( x) の最大値および最小値を求めよ.

(2) 実数 a に対して, S(a )= −1e 1 | f(x) a| dx とおく.

  0a 1 e における S (a) の最小値を与える a の値を求めよ.

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