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2008 札幌医科大学 前期

易□ 並□ 難□

【1】 空間内に 3 A( 1,3,- 1) B(- 1,2, 2) C(2 ,0,1 ) をとる.

(1) 三角形 ABC の面積を求めよ.

(2) ベクトル n =(1, a,b) が, 3 A B C を含む平面に対し垂直になるような,実数 a b を求めよ.



 点 P( cosθ, sinθ, 0) を, xy 平面上の単位円周 S 上を動く点とする.ただし 0 θ<2 π とする.

(3) 四面体 PABC の体積の最大値,およびそのときの θ の値を求めよ.

(4) 直線 AB AC xy 平面と交わる点をそれぞれ R1 R2 とする.単位円周 S 上の 2 P 1 P2 に対し, P1 P2 = tR 1R2 をみたす実数 t が存在するならば, 2 つの四面体 P 1ABC P 2ABC の体積は等しくなることを示せ.

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易□ 並□ 難□

【2】 表の出る確率が p 0 <p<1 である 1 枚の硬貨を n 回投げるゲームを行う.このゲームにおいては,得点を以下のルールで得るものとする:

例えば,硬貨を 5 回投げたときに「表,裏,表,表,裏」の順に出たときは, 1 回目の試行で 0 点, 3 回目の試行で 1 点, 4 回目の試行で 2 点を得るので,総得点は 3 点となる.

(1) ゲームが終了したときに表が合計 m 回出たとする.このときの総得点を m を用いて表せ.

(2) ゲームが終了したときの総得点の期待値を n p を用いて表せ.

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【3】  a>0 とする.放物線 y= ax2 2 P( p,a p2) Q( q,a q2) は, PQ=2 をみたしながら動く.

(1)  u=p+ q v=p q とするとき, u v がみたす関係式を求めよ.

(2) 線分 PQ の中点を M とする.このとき,点 M の軌跡の方程式を求めよ.

(3) 点 M y 座標が最小となるときの M の座標を求めよ.

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易□ 並□ 難□

【4】 自然数 n に対し,関数 fn (x ) fn (x)= logx nn! で定義し,曲線 y= fn (x ) 上の点 ( e, 1n! ) における接線を ln とする.ただし,対数は自然対数とし, e はその底を表す.また数列 {a n} a n=( -1) n 1e fn (x )d x 数列 { bn } b 1=0 bn = k =1n -1 (-1 )k+ 1( k+1) ! n 2 で定義する.

(1)  an bn を用いて表せ.

(2) 曲線 y= fn (x ) と直線 ln は, 1x e の範囲において, (e, 1 n! ) 以外に共有点を持たないことを示せ.

(3) 第 1 象限にあり, x 軸,曲線 y= fn (x ) 直線 ln により囲まれる領域を, x 軸の周りに 1 回転してできる立体の体積を n b 2n を用いて表せ.

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