Mathematics
Examination
Test
Archives
METAトップへ
年度一覧へ
2008年度一覧へ
大学別一覧へ
大阪市立大学一覧へ
2008-11556-0101
2008 大阪市立大学 前期
商・経済・医(看護)・
生活科学部
50点
易□ 並□ 難□
【1】 次の問いに答えよ.
問1 実数 x ,y に対し
(1+x )⁢(1 +y)≦ (1 + x+y2 ) 2
を示せ.また,等号が成立するのはどのようなときか.
問2 a ,b ,c ,d を -1 以上の数とするとき
(1+a )⁢(1 +b)⁢( 1+c) ⁢(1+ d)≦ (1+ a +b+c +d4 ) 4
2008-11556-0102
【2】 AB=AC ,BC=2 である ▵ABC の外接円の面積を S とする. AB=t とするとき,次の問いに答えよ.
問1 S を t を用いて表せ.
問2 S≧π を示せ.また, S=π となるときの t の値を求めよ.
2008-11556-0103
商・経済・
生活科・理・工・医学部
【3】 ▵ABC において辺 BC ,CA ,AB のそれぞれの長さを a ,b ,c とする.
K=2⁢ (AB→ ⋅BC →+ BC→⋅ CA→ +CA→ ⋅AB →)
とするとき,次の問いに答えよ.
問1 AB→ ⋅BC→ +BC→ ⋅CA →=- a2 を示せ.
問2 K=-( a2+ b2+ c2) を示せ.
問3 3⁢K≦ -(a +b+c )2 を示せ.また,この不等式において等号が成立するとき, ▵ABC はどのような三角形か.
2008-11556-0104
【4】 k は定数とする. f⁡(x )=2⁢ x3+ 3⁢k⁢ x2- 6⁢x- 2⁢k は x= α で極大値をとり, x=β で極小値をとるとする.次の問いに答えよ.
問1 α⁢β の値を求めよ.また, α+β を k を用いて表せ.
問2 f⁡(x ) を 16⁢ f′ ⁡(x ) で割った余りを求めよ.
問3 f⁡(α )⁢f⁡ (β) を k を用いて表せ.
問4 f⁡(x )=0 は異なる 3 個の実数解をもつことを示せ.
2008-11556-0105
理・工・医(医)学部
問1 a は実数とする.直線 y= a⁢x に関する対称移動を表す行列を求めよ.
問2 点 P を,直線 y= 3 2⁢ x に関して対称移動し,さらに直線 y= -3⁢ 3⁢x に関して対称移動したときの点を Q とする.点 P を点 Q に移す移動は,原点を中心とする回転であることを示し,その回転角を求めよ.
2008-11556-0106
【2】 AB=AC ,BC=2 である ▵ABC の内接円の半径を r , 外接円の半径を R とする. AB=t とするとき,次の問いに答えよ.
問1 r を t を用いて表せ.
問2 R を t を用いて表せ.
問3 rR の値が最も大きくなるときの t の値と,そのときの rR の値を求めよ.
2008-11556-0107
【4】 e は自然対数の底とする. f⁡(x )=x⁢ (e- ex) とし,曲線 y= f⁡(x ) の点 (1, 0) における接線の方程式を y= g⁡(x ) とする. h⁡( x)=g ⁡(x) -f⁡( x) とおく.次の問いに答えよ.
問1 g⁡(x ) を求めよ.
問2 0≦x≦ 1 において,
h′⁡ (x)≦ 0, h⁡(x )≧0
が成り立つことを示せ.
問3 0 でない実数 a に対し,
∫ 01⁡ x2⁢ ea⁢x ⁢dx
を求めよ.
問4 0≦x≦ 1 の範囲において, 2 つの直線 y= g⁡(x ), x=0 および曲線 y= f⁡(x ) で囲まれた図形を, x 軸のまわりに回転してできる立体の体積を求めよ.