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2008-13442-0301
2008 東京理科大学 理工学部B方式
物理,生命科,経営工学科
2月5日実施
(1)〜(3)合わせて配点40点
易□ 並□ 難□
【1】 次の文章の ア から ネ までに当てはまる 0 から 9 までの数を求めて,解答用マークシートの指定された欄にマークしなさい.
(1) すべての項が整数である数列 { an } を
an= 17⋅19 n-1 +( -1) n⁢ 3⋅2 4⁢n -4 ( n= 1 ,2 ,3 ,⋯ )
と定める.このとき, a1 , a2 をそれぞれ素因数分解すると
a1= ア ⋅ イ (ただし, ア < イ とする)
a2= ウ ⋅ エ オ
となる.また,数列 { an } は
an+ 1=- カ キ ⁢ a n+ ク ケ コ ⋅19 n-1
を満たす.よって,すべての a n を割り切る 2 以上の整数は サ のみである.
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(2) 実数 α (0< α< π2 ) を cos⁡ α= 25 となるように定める.このとき,関数
f⁡( x)= 2⁢sin⁡ x-cos⁡ x( 0≦x≦ π 2)
は,
f⁡( x)= シ ⁢ sin⁡( x-α )
の形に変形できる.よって, f⁡( x) のとりうる値の範囲は,
- ス ≦f⁡ (x) ≦ セ
であり, f⁡( x) が最大値 セ をとるのは x= π ソ のときである.
また,関数
g⁡( x)= sin2⁡ x+4⁢ sin⁡x⁢ cos⁡x- cos2⁡ x (0≦ x≦ π2 )
は, x= α2 + π タ のとき,最大値 チ をとる.
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(1)〜(3)と合わせて配点40点
(3) 定数 k に対して,整式 f⁡ (x) ,g⁡ (x ) を
f⁡( x)= x4+ 5⁢k⁢ x3+ (5⁢ k2+ 4⁢k- 3)⁢ x2+ (5⁢ k+1) ⁢x+5 ⁢k2 +6⁢k -4
g⁡( x)= x2+ 5⁢k⁢ x+5⁢ k2+ 4⁢k- 4
と定める. f⁡( x) を g (x ) で割った商を q 1⁡( x) , 余りを r 1⁡ (x ) とすると,
r1⁡ (x) = ツ ⁢ x+ テ ⁢ k
となる.さらに, g⁡( x) を r 1⁡( x) で割った商を q 2⁡( x) , 余りを r 2⁡( x) とすると,
q2⁡ (x) = ト ⁢ x+ ナ ⁢ k
となる. f⁡( x) と g⁡ (x ) が定数でない共通の因数をもつのは, k= ニ のときであり,その因数は x + ヌ である.
また,定数 a , b ,c ,d に対して,整式 A⁡ (x) ,B⁡ (x) を
A⁡( x)= x+a ,B⁡ (x) =x3 +b⁢x 2+c⁢ x+d
と定める. k=1 のとき, A⁡( x) と B⁡ (x ) が,
f⁡( x)⁢ A⁡( x)- g⁡( x)⁢ B⁡( x)= 1
を満たすとすると, a= ネ である.
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【2】 定数 a , b に対して,関数 f⁡ (x ) を
f⁡( x)= | x2+2 ⁢a⁢x +b|
と定める.また, f⁡( x) の -1≦ x≦1 における最大値を M とおく.このとき,次の問いに答えなさい.
(1) 次の条件
f⁡( 1)< 1 2 かつ f⁡ (-1 )< 1 2
を満たす点 (a ,b) の存在領域を a b 平面上に図示しなさい.またこのとき,実数 a および b のとりうる値の範囲をそれぞれ求めなさい.
(2) 実数 a , b がどのような値であっても,不等式
M≧ 12
が成り立つことを示しなさい.
(3) M= 12 となるような a , b の値をすべて求めなさい.
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30点
【3】 定数 a ( a> 0 ) に対し, x≧ a3- a23 の範囲で定義された関数 f⁡ (x ) を,
f⁡( x)= x3 -a3 +a2
と定める.また,曲線 y= f⁡( x) 上の点 (a ,a) における接線の方程式を y= g⁡( x) とする.このとき,次の問いに答えなさい.
(1) g⁡( x) を求めなさい.
(2) 方程式 x 3-a 3+a2 ={ g⁡( x) }2 の解をすべて求めなさい.
(3) 曲線 y= f⁡( x) と接線 y= g⁡( x) が (a ,a) 以外に共有点をもつための a の条件を求めなさい.
(4) a=2 のとき, y=f⁡ (x ) と y= g⁡( x) で囲まれた図形を x 軸のまわりに 1 回転してできる回転体の体積を求めなさい.