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2008-13442-0701
2008 東京理科大学 工学部B方式
工業化,経営工,機械工学科
2月9日実施
(2),(3)と合わせて配点50点
易□ 並□ 難□
【1】 次の(1),(2),(3)においては, 内の 1 つのカタカナに 0 から 9 までの数字が 1 つあてはまる.その数字を解答用マークシートにマークしなさい.
(1) 座標平面において,直線 y= m⁢x に関する対称移動 f を考える.ただし, m>0 とする.
(a) m=2 のとき, f を表す行列は ( - ア イ ウ エ オ カ キ ク ) である.
(b) 移動 f によって点 (1 ,1) が第一象限の点に移るとき, m のとりうる値の範囲は
- ケ + コ <m< サ + シ
である.
(c) 移動 f によって点 (2 ,4) が移る点を P とおく. m= ス のとき,点 P と点 ( -1,2 ) との距離は 15 になる.このとき,点 P の座標は ( - セ + ソ ⁢ タ , チ + ツ ) である.
2008-13442-0702
(1),(3)と合わせて配点50点
(2) 以下の問いに答えなさい.
(a) 正の定数 a に対して,式
z=-a ⁢y2 +2a2 ⁢y-2 ⁢a3 +a
を考える. y が範囲 0≦ y≦2⁢ a を動くとき, z のとりうる値の範囲は
- ア ⁢ a3+ イ ⁢a ≦z≦ - ウ ⁢ a3+ エ ⁢ a
(b) 式
z=-x ⁢y2 +2⁢x 2⁢y- 2⁢x3 +x
を考える. x ,y が条件 0≦ x≦1 ,0≦y ≦2⁢x を満たしながら動くとき, z は, x= オ カ , y= キ ク で最大値 ケ コ × サ をとる.また, z は, x= シ , y= ス または x = セ , y= ソ で最小値 - タ をとる.ただし, ス < ソ とする.
2008-13442-0703
(1),(2)と合わせて配点50点
(3) 座標平面において,円 C: x2+ y2- 2⁢y= 0 と傾き m の直線 y =m⁢( x-2 ) は異なる 2 点 A , B で交わっている.ただし, A の x 座標は B の x 座標より小さいものとする.また,円 C の中心を P とする.
(a) P の座標は ( ア , イ ) である.また, m のとりうる値の範囲は
- ウ エ <m< オ
(b) m=- カ または m= - キ ク のとき,線分 AB を直径とする円は P を通る.この円の中心の x 座標は, m=- カ のとき ケ コ であり, m=- キ ク のとき - サ シ ス である.また,いずれの場合も AB = セ である.
(c) m=- ソ + タ チ ツ テ または m= - ソ - タ チ ツ テ のとき, 3 点 A , B , P を通る円の半径は 1 である.また,この円の中心の x 座標は m =- ソ + タ チ ツ テ のとき ト + ナ ニ ヌ ネ である.
2008-13442-0704
配点25点
【2】 式 x⁢ w-y⁢ z=30 を満たす実数 x , y ,z ,w を成分とする正方行列 A =( xy zw ) を考える.行列 A が次の条件
A⁢( 1 20 3 )=( 1 20 3 )⁢ A
を満たすとき,以下の問いに答えなさい.
(1) z の値を求め, y ,w をそれぞれ x で表しなさい.
(2) A2= (k+ 1)⁢ A-k⁢ ( 10 01 ) を満たす実数 k および行列 A をすべて求めなさい.
2008-13442-0705
【3】 関数 f⁡ (x) =x3- x と g⁡ (x) =-x2 +k に対して,曲線 y= f⁡( x) と y= g⁡( x) が異なる 3 点で交わるような実数 k を考える.
(1) k のとりうる値の範囲を求めなさい.
(2) k=0 のとき,曲線 y= f⁡( x) と y= g⁡( x) で囲まれた 2 つの部分の面積の和を求めなさい.
(3) 曲線 y= f⁡( x) と y= g⁡( x) の 3 つの交点の x 座標を α , β ,γ ( α <β< γ ) とする. β-α =γ-β となるような k およびそのときの α , β ,γ の値を求めなさい.