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2008 東京理科大学 基礎工学部B方式

2月10日実施

18点

易□ 並□ 難□

【1】 座標空間内に 3 A (3 ,1,- 1) B (1 ,4,0 ) C( 1,1, 3) をとる. t 0 <t<1 を満たす実数とし,線分 AB t :(1 -t) に内分する点を P とする.

(1) 線分 AB の長さは アイ である.

(2)  2 つのベクトル AB CP が垂直になるのは, t= のときであり,そのときの点 P の座標は

( オカ , クケ , - )

である.

(3)  ABC の面積は である.

2008 東京理科大学 基礎工学部B方式

2月10日実施

17点

易□ 並□ 難□

【2】 座標平面上の 2 直線 l 1:y= 4 3 x l 2:y =2x について考える. l1 l2 x 軸と作る鋭角をそれぞれ θ1 θ 2 とする.

(1)  sinθ 1= cosθ 1= sin θ2= cosθ 2=

である.

(2)  sin( θ1+ θ2 )= cos( θ1+ θ2) =- である.

(3)  2 直線 l 1 l 2 の作る鋭角の二等分線を l とする. l x 軸と作る鋭角を θ とすると,

θ= θ 1+ θ 2

となり,直線 l の方程式は

y= + x

となる.

2008 東京理科大学 基礎工学部B方式

2月10日実施

15点

易□ 並□ 難□

【3】 実数 x y に関する次の 3 つの条件を考える.

条件 A :-1< x<1 かつ -1< y<1 が成り立つ.

条件 B :-1< xy< 1 が成り立つ.

条件 C :x2 +y2 <1 が成り立つ.

(1) 下記の命題1から4の中で,条件 A と条件 B の関係を正しく述べているのは である.

1  x y A を満たすならば必ず B を満たし, B を満たせば必ず A を満たす.

2  x y A を満たすならば必ず B を満たすが, B を満たしていても A を満たすとは限らない.

3  x y A を満たすならば必ず B を満たすが, B を満たしていても A を満たすとは限らない.

4  x y A を満たしていても B を満たすとは限らず, B を満たしていても A を満たすとは限らない.

(2) 下記の命題1から4の中で,条件 A と条件 C の関係を正しく述べているのは である.

1  x y A を満たすならば必ず C を満たし, C を満たせば必ず A を満たす.

2  x y A を満たすならば必ず C を満たすが, C を満たしていても A を満たすとは限らない.

3  x y C を満たすならば必ず A を満たすが, A を満たしていても C を満たすとは限らない.

4  x y A を満たしていても C を満たすとは限らず, C を満たしていても A を満たすとは限らない.

(3) 下記の命題1から4の中で,条件 B と条件 C の関係を正しく述べているのは である.

1  x y B を満たすならば必ず C を満たし, C を満たせば必ず C を満たす.

2  x y B を満たすならば必ず C を満たすが, C を満たしていても B を満たすとは限らない.

3  x y C を満たすならば必ず B を満たすが, B を満たしていても C を満たすとは限らない.

4  x y B を満たしていても C を満たすとは限らず, C を満たしていても B を満たすとは限らない.

2008 東京理科大学 基礎工学部B方式

2月10日実施

25点

易□ 並□ 難□

【4】(1) 座標平面上で,曲線 y= x2 の点 (1 ,1) における接線を l 1 法線を l 2 とする. l1 l2 の方程式をそれぞれ求めよ.

(2)  P を直線 l 1 上の点とする.曲線 y= x2 P から引いた接線で l 1 ではないものを l 3 とし, l3 の接点を Q とする. P x 座標を t とするとき, Q の座標を t を用いて表せ.

(3) 曲線 y= x2 Q における法線を l 4 とし, l2 l 4 の交点を R とする. P l 1 上を動いて点 (1 ,1) に近づくとき, R はある定点 R 0 に近づく. R0 の座標を求めよ.

2008 東京理科大学 基礎工学部B方式

2月10日実施

25点

易□ 並□ 難□

【5】  a を正の定数として, x を変数とする関数

f( x)= -3x - 8x-1 +log a x1

を考える.ただし,対数は自然対数とする.

(1) 関数 f (x ) の導関数 f ( x) を求めよ.

(2)  x>1 の範囲で f (x ) が最大となる x の値を求め,その最大値を a の式で表せ.

(3) 座標平面上で,曲線 y= f( x) x> 1 の範囲で x 軸と異なる 2 点で交わり,その交点の 1 つが点 ( 5,0 ) であるとする.このとき, a の値を求め,もう 1 つの交点の座標を求めよ.

(4) 定数 a が(3)で求めた値のとき,曲線 y= f( x) x 軸で囲まれた図形の面積を求めよ.

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