2008 立命館大 理系学部A方式2月2日実施MathJax

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2008 立命館大学 理工学部,情報理工学部,

生命科学部A方式2月2日実施

易□ 並□ 難□

【1】  a>0 とする.関数

f( x)=a x e- ax 2

を微分すると, f (x )= である. f( x) x = で極小値をとり,極大値は である.

  a= のとき, f( x) =a を満たす x は,ただ 1 つ存在する.

 曲線 y =f (x) と直線 y= x が原点以外の共有点をもつとき, a の範囲は である.このとき,曲線 f (x ) と直線 y =x で囲まれた図形の面積を S とすると,

S=

であり lim a S= である.

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生命科学部A方式2月2日実施

易□ 並□ 難□

【2】 以下の t の式で答えよ.

(1)  t=sin θ とすると

cos4 θ= sin4 θ= cosθ sin5 θ=

である.

(2) 多項式 - 1 を因数分解すると

-1= (t-1 ) ( )2

である. θ= π10 のとき sin 5 θ=1 であるから, sin π 10= である.

(3)  cos4 θ= sinθ を満たす θ を求めよう. t=sin θ とおき, -t=0 を解いて t = を得る.これより, 0<θ <π の範囲で cos 4 θ=sin θ を満たす θ は,

θ=

であることがわかる.

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【3】  a を実数とする. xy 平面において P Q は放物線 y =a x-x 2 上の異なる 2 点とする.点 P における放物線の接線と,点 Q における放物線の接線の交点を R とし, PQR の面積を S とする.

(1)  P Q x 座標をそれぞれ p q とする. P における放物線の接線の方程式は y = であり,

R の座標は ( , ) S=

である.

(2)  P Q はともに原点と異なり,さらに P Q における放物線の法線の交点が原点に一致するという.このとき a の範囲は であり, a を用いて

R の座標は ( , ) S=

と表される.

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2008年立命館理系A方式2月2日【4】の図

【4】  N 3 以上の自然数とする.長さ 2 N のひもがあり,長さ 1 で等間隔に 2 N+ 1 個の目印がついている.ただし両端の 2 つの目印は黒色で,他の目印は白色とする.白色の目印から 2 つ選びこれを 2 頂点,両端の黒色の目印を重ね合わせてこれを 3 つ目の頂点とする三角形をつくりたい.(白色の目印の選び方によっては三角形ができないこともある.)

(1)  N=3 のとき, 2 つの白色の選び方は全部で 通りあり,このうち上に述べた方法で三角形ができるのは 通りである.

(2)  N=4 のとき, 2 つの白色の目印の選び方は全部で 通りあり,これらが同様に確からしいとすると,三角形ができる確率は である.

(3)  2N -1 個の白色の目印に,順に 1 2 2 N- 1 と番号をつける. 2 つの白色の目印の選び方は全部で 通りあり,これらは同様に確からしいものとする. 2 つ選んだ白色の目印の番号の小さい方を X 大きい方を Y とおく.三角形ができるとき, 3 辺の長さは

であり,三角形ができる確率は である.また N のとき,この確率は に収束する.

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