2008 立命館大 文系学部2月3日実施MathJax

Mathematics

Examination

Test

Archives

2008 立命館大学 文系学部A方式,経済学部MA方式

2月3日実施

易□ 並□ 難□

【1】

(1)  a1 =5 a n+1 =3 an +5 3 n で表される数列 { an } の一般項を求めよう. bn = an 3n とすると, bn +1 -bn = であるから,数列 { bn } は初項が で公差が の等差数列である.したがって,数列 { bn } の一般項は bn= である.ゆえに,数列 { an } の一般項は an= となる.

2008 立命館大学 文系学部A方式,経済学部MA方式

2月3日実施

易□ 並□ 難□

【1】

(2) 関数 y= ax 3+b x2 +c x+9 は, x=0 における微分係数が -3 で, x=3 のとき極小値 0 をとる.このとき, a= b = c= である.

2008 立命館大学 文系学部A方式,経済学部MA方式

2月3日実施

易□ 並□ 難□

【1】

(3) ある投資家は,年度の初めに 100 社の企業から無作為に 1 社を選んで投資を行っている.年度末には 100 社のうち, A 」, B 」, C 3 ランクに認定される企業はそれぞれ 30 社, 40 社, 30 社であり,その 1 社から得られる利益はそれぞれ 3 万円, 2 万円, 1 万円となる.この投資家が A ランクの企業を選出する確率は である.また,得られる利益の期待値は 万円である.

2008 立命館大学 文系学部A方式,経済学部MA方式

2月3日実施

易□ 並□ 難□

【2】 ある会社がボールペンを生産している.ボールペンを x だけ生産するのに要する費用は x 2+240 x+b とする.また,ボールペンの生産量は工場の生産能力の限界により, 120 に制限されている.ボールペンの販売単価を p とし,生産されたボールペンは全て販売されるものとする.

(1) 利益( =販売総額 -費用 )を x の関数 f (x ) で表すと f (x )=- {x -( ) }2 +( ) 2-b となる.

  0x 120 の範囲において f (x ) の最大値とボールペンの販売単価の関係を考える. p のとき利益を最大にする x の値はゼロであり,そのときの f (x ) の値は -b である.

(2)  p のとき利益を最大にする x であり,そのときの利益は ( )2 -b である.また, p のとき利益を最大にする x であり,そのときの利益は である.

(3) ボールペンの販売単価が 300 のとき最大利益が 800 であったとする.このときボールペンの生産量は であり, b= であることがわかる.

2008 立命館大学 文系学部A方式,経済学部MA方式

2月3日実施

易□ 並□ 難□

【3】(1)  a =(cos α, sinα ) b = (cos β, sinβ ) とし, a b のなす角を θ =α -β とするとき, a b の内積 a b を利用して,次の余弦の加法定理 を証明せよ.

(2) (1)を用いて cos 3 α cos α の多項式で表せ.

(3) (2)で求めた多項式において, cos α=x とおくとき,この多項式を T (x ) とする.このとき,関数 y =T (x) が極値をとる x は, 3 次方程式 T (x )=0 の解の間に 1 つずつ存在し,極大値は 1 極小値は -1 であることを示せ.

inserted by FC2 system