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2009-10081-0201
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2009 東北大学 後期
経済学部
理学部【4】の類題
易□ 並□ 難□
【1】 P⁡(x ) を x についての 3 次式で, x3 の項の係数が 1 であるものとする. a<b および c <d を満たす実数 a , b ,c , d に対して, P⁡( x) を (x -a)⁢ (x-b ) で割った商と余りが,それぞれ, P⁡( x) を (x -c)⁢ (x-d ) で割った余りに一致するための必要十分条件は, a=c , b= d であることを示せ.
2009-10081-0202
経済学部,理学部共通
【2】 アメ玉の入った缶がある.白のアメ玉が 11 個,赤黄緑青の 4 色のアメ玉がそれぞれ 1 個ずつ,合計 15 個入っている.缶の中身をよく混ぜてから 3 個同時に取り出す.取り出した 3 個について以下の確率と期待値を求めよ.
(1) 3 個とも白のアメ玉である確率.
(2) 緑のアメ玉が含まれる確率.
(3) 緑と青のアメ玉の個数の合計の期待値.
(4) 白以外のアメ玉の個数の期待値.
2009-10081-0203
【3】 a を正の実数とし,放物線 y= a+1 4⁡ x2 - 12 を C 1 , 放物線 y= - a+1 4⁢ a⁢ x2+ 1 2 を C 2 とする.以下の問いに答えよ.
(1) C1 と C 2 の交点の座標を求めよ.
(2) C1 と C 2 で囲まれた図形の面積 S を求めよ.
(3) a が動くとき,(2)の S の最大値を求めよ.
2009-10081-0204
【4】 t を t≧ 0 を満たす実数とする.座標平面において,不等式 x 2+y 2+2 ⁢y-1 ≦0 が表す領域を A , 不等式 x 2+y 2-2 ⁢(t +1) ⁢x-2 ⁢t2 ⁢y+ t4+ 2⁢t- 1≦0 が表す領域を B , 不等式 x 2+ y2+ 2⁢( t+1) ⁢x- 2⁢t 2⁢y +t4 +t 2+2 ⁢t- 1≦0 が表す領域を C とする.このとき,以下の問いに答えよ.
(1) t=0 のとき, A ,B , C の共通部分 A ∩B∩ C は空集合でないことを示せ.
(2) B と C の共通部分が 1 点からなるとき, t の値を求めよ.
(3) t が(2)で求めた値のとき, B と C の共通部分は A に含まれることを示せ.
(4) A∩B ∩C が空集合でないための t の範囲を求めよ.
2009-10081-0205
理学部
【1】 一直線上にない 3 点 A , B ,C の位置ベクトルをそれぞれ a → ,b → ,c → とする. 0<t <1 を満たす実数 t に対して,三角形 ▵ ABC の辺 BC , CA ,AB を t :(1- t) に内分する点をそれぞれ D , E ,F とする.また,線分 BE と CF の交点を G , 線分 CF と AD の交点を H , 線分 AD と BE の交点を I とする.以下の問いに答えよ.
(1) 実数 x , y ,z が x+ y+z= 0 ,x⁢ a→ +y⁢ b→ +z⁢ c→ =0 → を満たすとき, x=y =z= 0 となることを示せ.
(2) 点 G の位置ベクトル g → を a → ,b → ,c → ,t で表せ.
(3) 3 点 G , H ,I が一致するような t を求めよ.
2009-10081-0206
【3】 実数の間の等式
5⁢ 2+7 3- 5⁢ 2- 73 =2 ⋯ (*)
を以下の手順に従って示せ.
(1) 係数が整数である x の 3 次方程式で x =5⁢ 2+7 3- 5⁢2 -73 が解になるものを 1 つ求めよ.
(2) (1)で求めた 3 次方程式を解くことにより,等式(*)を証明せよ.
2009-10081-0207
経済学部【1】の類題
【4】 a ,b ,c ,d を a< b, c<d , b≠c , a≠ d を満たす実数, P⁡( x) を x についての 3 次式とする. P⁡( x) を (x -a)⁢ (x-b ) で割った余りと P ⁡(x ) を (x -c)⁢ (x-d ) で割った余りは一致するものとする.その余りを R ⁡(x ) とするとき,以下の問いに答えよ.
(1) Q⁡(x )=P⁡ (x)- R⁡(x ) とおくと, Q⁡( x) は Q ⁡(a) =Q⁡ (b)= Q⁡(c )=Q⁡ (d)= 0 を満たす 3 次式であることを示せ.
(2) a , b ,c , d のうち少なくとも 2 つは等しいことを示し,それを用いて, a=c または b =d が成り立つことを示せ.
(3) 3 次式
が条件を満たすとき, b-a =d-c であることを示し, a=c , b= d となることを示せ.
2009-10081-0208
【5】 e を自然対数の底とし, y=e x で表される座標平面上の曲線を C とする.以下の問いに答えよ.
(1) 実数 t に対して,点 P ( t,e t ) における C の接線を l とする. l の方程式を t で表せ.
(2) (1)において,曲線 C と接線 l の共有点は点 P のみであることを示せ.
(3) p ,q を実数とし, y=log ⁡(x -p)+ q で表される座標平面上の曲線を D とする. C と D が 1 点のみを共有するような p と q のうちで, 2⁢p -q が最大となる p , q を求めよ.ただし,対数は自然対数とする.
2009-10081-0209
【6】 a を a> 1 を満たす実数とし, y=sin ⁡x のグラフと y= sin⁡a⁢ x のグラフの x >0 における交点のうち, x 座標が最も小さい点を P とする.点 P の x 座標を f ⁡(a ) とおくとき,以下の問いに答えよ.
(1) f⁡(a ) を a で表せ.
(2) 0≦x≦ f⁡(a ) において y =sin⁡x のグラフと y =sin⁡ a⁢x のグラフで囲まれた図形の面積 S ⁡(a ) を a で表せ.
(3) (2)の S⁡ (a) について, lima →∞ ⁡ a⁢S ⁡(a ) を求めよ.