2009 筑波大学 推薦理工学群工学システム学類MathJax

Mathematics

Examination

Test

Archives

2009 筑波大学 推薦理工学群工学システム学類

易□ 並□ 難□

【1】 次の設問を読んで解答せよ.

(1) 級数の和 k=1 n k2 n で表わせ.導出過程も詳述せよ.導出にあたり,恒等式: (k+1 )3- k3= 3k2 +3k +1 および ( k+1) 2-k 2=2 k+1 を利用してよい.

2009年筑波大推薦理工学群工学システム学類【1】の図

1

(2) 区分求積法に関する次の説明を読み,その下にある問について,導出過程を論述しながら解答せよ.

(説明)区間 a xb において関数 y= f(x ) (ただし f (x) 0 とする)と x 軸に囲まれる面積を区分求積法で求める方法として,例えば次の手順がある.

 図 1 のように,面積を求める区間を幅の等しい n 個の小区間にわける.

 ひとつの小区間 x k-1 x xk をとり,この区間の位置 x= xk における関数値 y= f( xk ) を求める.

 その小区間の幅に f (xk ) を乗じてその区間の長方形の面積 sk を求める.

 長方形の面積 sk k=1 n の総和 Tn を求める.

  n として Tn の極限値を求める.

(問)区分求積法により, 1x 2 の区間において,関数 y= x2 x 軸に囲まれる図形の面積を求めよ.

inserted by FC2 system