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2009-10361-0101
2009 金沢大学 前期 人間社会学域
易□ 並□ 難□
【1】 次の問いに答えよ.
(1) x>0 のとき,不等式 23 ⁢( x+1 x2 )≧ 213 を示せ.また,等号が成り立つのはどのようなときか.
(2) 数列 {an } を
a1= 2, an+ 1= 2 3⁢ (a n+1 an2 ) ( n=1 ,2 ,3 ,⋯ )
によって定める.
(ⅰ) n≧1 のとき
an> an+ 1> 213
を示せ.
(ⅱ) n≧2 のとき
an+ 1- 2 an 2< 2 3⁢ ( an- 2a n-1 2 )
(ⅲ) n≧1 のとき
0<a n+1 -2 an2 ≦ ( 23 )n -1
2009-10361-0102
【2】 実数 t と 0≦ θ<2⁢ π に対して, 2 次関数 f⁡ (x) ,g⁡ (x) を
とする.このとき次の問いに答えよ.
(1) 12 ,2⁢ sin2⁡ θ⁢cos 2⁡θ , sin4⁡ θ+cos 4⁡θ の大小を比べよ.また,この 3 つの値が等しくなる θ をすべて求めよ.
(2) θ は(1)で求めた値とは異なる定数とする.
(ⅰ) 2 次方程式 g⁡ (x)= 0 の判別式を D⁡ (t) とするとき, 2 次方程式 D⁡ (t)= 0 の解 α , β (α <β ) を求め,
∫αβ ⁡D ⁡(t) ⁢dt= - cos6 ⁡2⁢ θ6
となることを示せ.
(ⅱ) 2 つの 2 次方程式 f⁡ (x)= 0, g⁡(x )=0 の一方が異なる 2 つの実数解をもち,他方が虚数解をもつための t の範囲を求めよ.
2009-10361-0103
【3】 xy 平面において,点 A (a, 0) を中心とする半径 r の円を C とする.ただし 0< r≦a とする.円 C の周上に, y 座標が正である点 P と,点 E (a+ r,0 ) をとる.さらに,点 P における円 C の接線と y 軸との交点を Q , 2 点 E , P を通る直線と y 軸との交点を R , ∠AEP を θ とする.このとき, 3 点 P , Q ,R を頂点とする ▵PQR について,次の問いに答えよ.
(1) ▵PQR は辺 PR を底辺とする二等辺三角形であることを示せ.次に,これが正三角形となる場合の, θ の値を求めよ.
(2) ▵PQR が正三角形となり,さらに頂点の 1 つが原点と一致する場合の, a と r の関係式を求めよ.
(3) ▵PQR が正三角形となり,さらにその外接円の半径が円 C の半径 r と等しくなる場合の, a と r の関係式を求めよ.