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2009-10550-0101
2009 京都工芸繊維大学 前期
配点25%
易□ 並□ 難□
【1】 点 O を原点とする xyz 空間内の 3 点 A( -1,2 ,1) ,B( 1,-1 ,1) ,C( 2,0, -1) を考える. 3 点 O ,B , C を含む平面を α とする.点 H は α 上にあり,直線 AH が α に直交している.
(1) OH→ =s⁢OB →+t ⁢OC→ を満たす実数 s ,t を求めよ.
(2) 点 P が平面 α 上にあり O と異なるとき,
cos⁡∠AOP = | OH→ | |OA →| ⁢ cos⁡∠HOP
が成り立つことを示せ.
(3) 点 P が線分 BC 上を動くとき, cos⁡∠ AOP の最小値を求めよ.
2009-10550-0102
【2】 a ,b ,c は定数とする.関数
f⁡(x )={ x 3-x 2+2 ( x≦1 )a ⁢x2 +b⁢x +c( x> 1)
を考える. f⁡(x ) は x= 1 において微分可能で,かつ f⁡ (3)= 0 を満たしている.
(1) a ,b ,c の値を求めよ.
(2) xy 平面内の曲線 C: y=f⁡ (x) 上の点 (1, 2) における C の接線は, C と x 軸が囲む部分を 2 つの部分に分けている.それら 2 つの部分それぞれの面積を求めよ.
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【3】 xy 平面内の半円周 C: x2+ y2= 1, y≧0 上に 2 点 A( 1,0) ,B( -1,0 ) と 2 点 S (cos⁡ θ,sin⁡ θ), T( cos⁡t, sin⁡t) ( 0<θ< t<π ) がある.
(1) 弧 AT 上を点 S が動くとき,弦 AS の長さと弦 ST の長さの和の最大値を t を用いて表せ.
(2) 3 つの弦 AS ,ST ,TB の長さの和を L とするとき,不等式 L≦3 が成り立つことを示せ.また,この不等式において等号が成り立つときの θ と t の値を求めよ.
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【4】 関数 fn ⁡(x )( n= 0, 1, 2, ⋯) は次の条件(ⅰ),(ⅱ)を満たしている.
(1) n=0 ,1 ,2 ,⋯ について,ある定数 an , bn を用いて f n⁡( x)= (x2 +an ⁢x+ bn) ⁢ex と表せることを示し, an ,bn を求めよ.
(2) n≧1 とする. xy 平面内の曲線 y= fn⁡ (x) の y≦ 0 の部分を Cn とする. Cn と x 軸で囲まれる部分の面積 Sn を求めよ.