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2009-10821-0101
2009 高知大学 前期
数学II・数学B 教育学部
数学I・数学II・数学III・数学A・
数学B・数学C 理学部 共通問題
配点は教育学部60点,理学部100点
易□ 並□ 難□
【1】 x≧3 ,y≧3 , x2⁢y =36 のとき,次の問いに答えよ.
(1) log3⁡ x および log3 ⁡y のとりうる値の範囲を求めよ.
(2) log3⁡ x-log9 ⁡y の最大値と最小値を求めよ.
(3) (log3 ⁡x)⁢ (log3 ⁡y) の最大値と最小値を求めよ.
(4) m ,n を正の整数とする. log3⁡ xm+ log3⁡ yn の最大値と最小値が等しくなるときの m と n の関係式を求めよ.
2009-10821-0102
配点60点
【2】 関数 f⁡ (x)= x3- 2⁢x 2+| x| について,次の問いに答えよ.
(1) x>0 と x< 0 それぞれにおいて関数 y= f⁡(x ) の導関数を求めよ.
(2) 関数 y= f⁡(x ) のグラフをかけ.
(3) a≧1 のとき,直線 y= a⁢x と曲線 y= f⁡(x ) は異なる 3 つの共有点をもつことを示せ.
(4) 半直線 y= x( x≧ 0) と曲線 y= f⁡(x ) で囲まれた部分の面積を求めよ.ただし, ∫⁡x 3⁢dx =1 4⁢ x4+C ( C は積分定数)を使ってよい.
2009-10821-0103
配点70点
【3】 平面上に点 O を中心とする半径 1 の円があり,正三角形 ABC はこの円に内接している.このとき,次の問いに答えよ.
(1) 平面上の点 P に対し
AP→ +BP→ +CP →=3 ⁢OP→
が成り立つことを示せ.
(2) x が x> 1 の範囲にあるすべての実数値をとって変化するとき,
x⁢AP →= OP→
を満たす平面上の点 P の描く図形を図示せよ.
(3) (2)で求めた図形上の点 P が
AP→ ⋅AB →= -2
を満たすとき, x の値を求めよ.ただし, AP→ ⋅AB → はベクトルの内積を表す.
2009-10821-0104
【4】 点 O を原点とする xy 平面において, x 座標, y 座標がともに整数であるような点を格子点と呼ぶ. 4 以上の整数 n に対して,点 A (3, 3), Pn (3 ,n) をとり,三角形 OA Pn の内部にある格子点の個数を an とする.ただし,三角形 OA Pn の辺上の点は三角形 OA Pn の内部には含めないものとする.このとき,次の問いに答えよ.
(1) a4 ,a5 , a6 を求めよ.
(2) 1 以上の整数 k に対して, a 3⁢k+ 1 ,a3 ⁢k+2 , a3⁢ k+3 を k を用いて表せ.
(3) an= an+ 1 となるのは n がどのようなときかを述べよ.
(4) an≦ 23 の条件のもとで, an が最大となるような n をすべて求めよ.
2009-10821-0105
数学I・数学II・数学III・
数学A・数学B・数学C 理学部
配点は100点
【2】 f⁡(θ )=2⁢ sin⁡2⁢ θ ,g⁡ (θ)= 2⁢sin⁡ θ+2⁢ cos⁡θ- 1( 0≦ θ<2 ⁢π ) とするとき,次の問いに答えよ.
(1) x=sin⁡ θ+cos⁡ θ とおいて, f⁡(θ )-g⁡ (θ) を x の式で表せ.
(2) (1)で求めた x の式を h⁡ (x) とする. h⁡(x )=0 を x について解け.
(3) (2)の結果を用いて, f⁡(θ )=g⁡ (θ) を θ について解け.
(4) f⁡(θ )≧g⁡ (θ) となる θ の範囲を求めよ.
2009-10821-0106
【3】 係数 a ,b は実数で c は素数である 3 次式 f⁡ (x)= x3+ a⁢x2 +b⁢ x+c を考える.方程式 f⁡ (x)= 0 は 3 個の負の整数解をもつとする.ただし,重解は重複して数える.このとき,次の問いに答えよ.
(1) a ,b を c を用いて表せ.
(2) f⁡(x )≧0 となる x の範囲で
∫ ⁡f′ ⁡(x) ⁢log⁡( f⁡(x )+1) ⁢dx= (f⁡( x)+1 )⁢{log ⁡(f⁡ (x)+ 1)- 1}+C
を示せ.ただし, C は積分定数とする.
(3) 不等式 f′ ⁡(x) ⁢log⁡( |f ⁡(x) |+1) <0 を解け.
(4) c=7 のとき,曲線 y= f′⁡ (x)⁢ (log( |f ⁡(x) |+1 ) と x 軸で囲まれた部分の面積を求めよ.
2009-10821-0107
【4】 ( ab 0a ) の形の 2 次正方行列全体の集合を S とする.ここで, a ,b は実数である.また, E=( 1 00 1 ) とする.このとき,次の問いに答えよ.
(1) u を実数の定数とする. S の各要素 A に対し, A2+ u⁢A+ E=B2 となる S の要素 B が存在すれば,
-2≦u ≦2
であることを示せ.
(2) u は -2≦ u≦2 を満たす定数とする.このとき, S の各要素 A に対し,
A2+ u⁢A+ E=B2
となる S の要素 B が存在することを示せ.