2009 大阪市立大学 前期MathJax

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2009 大阪市立大学 前期

商・経済・医(看護)・

生活科学部

50点

易□ 並□ 難□

【1】 実数 t 対して,放物線 y= x2+ 1 の点 A( t,t2 +1) における接線を l1 とし,また点 B (t +1, (t+1 )2+ 1) における接線を l2 とする. l1 l2 の交点を P とするとき,次の問いに答えよ.

問1  l1 l2 の方程式および P の座標を求めよ.

問2 この放物線と l1 l2 で囲まれる部分の面積は t によらないことを示せ.

問3  AB2+ 2PA 2+PB 2 が最小となるような t の値を求めよ.

2009 大阪市立大学 前期

商・経済・医(看護)・

生活科学部

50点

易□ 並□ 難□

【2】 数列 {an } {bn } は,

n (n+ 1)2 bn =an +2a n-1 +3 an-2 ++ na1 n=1 2 3

という関係を満たしているとする.このとき,次の問いに答えよ.

問1  n 2 以上の自然数とする.このとき, k =1n ak n b n bn- 1 を用いて表せ.

問2  {bn } が初項 b1 =p 公差 q の等差数列であるとき, an n p q を用いて表せ.

2009 大阪市立大学 前期

商・経済・医(看護)・

生活科学部

50点

理・工・医(医)の【3】の前半部分

易□ 並□ 難□

【3】  xy 平面の原点を O とする. xy 平面上の O と異なる点 P に対し,直線 OP 上の点 Q を,次の条件(a),(b)を満たすようにとる.

 点 P が直線 x= 1 の上を動くとき,点 Q の軌跡を求めて,図示せよ.

2009 大阪市立大学 前期

商・経済・医(看護)・

生活科学部

50点

易□ 並□ 難□

【4】  n 0 または自然数とする.「右」と書かれたカードを 1 枚,「左」と書かれたカードを 1 枚,無地のカードを n 枚用意する.数直線上で点 P は原点 O を出発点とし,これら n+ 2 枚のカードの中から無作為に 1 枚引き,そのカードが「右」のカードであれば右へ 1 だけ移動し,「左」のカードであれば左へ 1 だけ移動することとし,無地のカ−ドであればそのまま動かないこととする.ただし,カードは, 1 回引くたびに元に戻すこととする.このとき,次の問いに答えよ.

問1 カードを 2 回引いた時点で,点 P が原点にある確率を求めよ.

問2 問1の確率が最小となる n を求めよ.

問3 カードを 4 回引いた時点で,点 P が原点にある確率を求めよ.

2009 大阪市立大学 前期

理・工・医(医)学部

50点

易□ 並□ 難□

【1】 次の問いに答えよ.

問1  0x π 2 のとき, sinx 2 π x であることを示せ.

問2 次の等式が成り立つことを示せ.

limn 0π 2 e-n sinx dx =0

2009 大阪市立大学 前期

理・工・医(医)学部

易□ 並□ 難□

2009年大阪市立大理系【2】の図

【2】 四面体 OABC において,

OA =a OB =b OC =c

とする. 0t 1 なる実数 t に対して,点 P OP =t c により定める.三角形 ABP の面積を S (t) とするとき,次の問いに答えよ.

問1  S(0 ) a b を用いて表せ.

問2  S(1 ) a b c を用いて表せ.

問3  O=(0 ,0,0 ) A=(1 ,0,0 ) B=(0 ,1,0 ) C=(1 ,1,1 ) とするとき, 0t 1 において S (t) が最小となる t を求めよ.

2009 大阪市立大学 前期

理・工・医(医)学部

50点

商・経済・医(看護)・

生活科学部【3】に問2追加

易□ 並□ 難□

【3】  xy 平面の原点を O とする. xy 平面上の O と異なる点 P に対し,直線 OP 上の点 Q を,次の条件(a),(b)を満たすようにとる.

 このとき,次の問いに答えよ.

問1 点 P が直線 x=1 の上を動くとき,点 Q の軌跡を求めて,図示せよ.

問2  a>r> 0 とする.点 P が円 ( x-a) 2+y2 =r2 の上を動くとき,点 Q の軌跡が円であることを示し,その中心の座標と半径を求めよ.

2009 大阪市立大学 前期

理・工・医(医)学部

50点

易□ 並□ 難□

【4】 一般に 2 次の正方行列 A= (a b cd ) に対して, Δ( A)=a d-b c と表すことにする.このとき,次の問いに答えよ.

問1  2 次の正方行列 A B に対して,

Δ(A B)= Δ(A )Δ (B)

が成り立つことを示せ.

問2 自然数 n に対して,

Δ( An)= Δ(A )n

が成り立つことを示せ.

問3  n は正の偶数とする.実数を成分とする 2 次の正方行列 A

An= ( 01 10 )

を満たすものは存在しないことを示せ.

問4  n は正の奇数とする.実数を成分とする 2 次の正方行列 A

An= ( 01 10 )

を満たすものを 1 つ求めよ.

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