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2009-13338-0401
2009 慶応義塾大学 経済学部
2月17日実施
易□ 並□ 難□
【1】 f⁡(x )=x2 +3 とし,点 (0, f⁡(0 )) を通り傾きが a である直線の方程式を y= g⁡(x ) とする.
I⁡(a )=3⁢ ∫-1 1⁡ |f ⁡(x) -g⁡( x)| dx
とおく.
(1) 区間 a≦ -1 における I⁡ (a) の最小値は (1) (2) である.
(2) -1≦a ≦0 のとき I⁡ (a) = (3) (4) ⁢ a3+ (5) (6) ⁢ a+ (7) (8) で,この区間における I⁡ (a) の最小値は (9) (10) , 最大値は (11) (12) である.
2009-13338-0402
【2】 袋の中に赤玉 2 個と白玉 2 個が入っている.この袋から 2 個の玉を同時に取り出し,色を調べてから袋に戻す.以下では,これを試行という. n を自然数とする.次のルール(A),(B),(C)に従って試行を繰り返すゲーム Gn を行い,得点を決める.
従って最低得点は 2 , 最高得点は 2n である.以下では, log 2⁡3 =1.585 ,log 2⁡5 =2.322 として計算せよ.
(1) n=5 のとき,すなわちゲーム G5 において,得点が 23 となる確率は (13) (14) (15) (16) , 得点が 25 となる確率は (17) (18) (19) (20) である.
(2) ゲーム Gn において,得点が 2 n-1 以下となる確率が 0.99 以上になるための必要十分条件は n≧ (21) (22) である.
(3) ゲーム Gn における得点の期待値は (23) (24) ( (25) (26) )n + (27) (28) である.
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【3】 座標平面上で, 3 点 O( 0,0) ,A( 4,3) ,B( 2,5) を頂点とする 3 角形 OAB について考える.
3 角形 OAB の面積は (29) である.また,線分 AB を 1: 2 に内分する点を C とするとき, OD→ =3⁢ OC→ により定まる点 D の座標は
( (30) (31) , (32) (33) ),
点 O に関して,点 A と対称である点の座標は
( (34) (35) , (36) (37) ),
点 O に関して,点 B と対称である点の座標は
( (38) (39) , (40) (41) )
である.
以下では, n 角形( n= 3, 4, 5, ⋯ )はその周および内部からなるものとする. 3 角形 OAB の点 E , F ( E と F は同じ点でもよい)を用いて, OP→ =2⁢ OE→ +OF → の形に表すことのできる点 P 全体の集合を S ,OQ →= OE→- OF→ の形に表すことのできる点 Q 全体の集合を T とする.
このとき, S は面積 (42) (43) である (44) 角形をなし, T は面積が (45) (46) である (47) 角形をなす.
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【4】 a は定数とする.以下において,割り算は x についての整式とみて行うものとする.
(1) A ,B は x についての整式とし, A を x2 -a で割ると余りが x+ 1, B を x 2-a で割ると余りが x であるとする. A⁢B を x 2-a で割ったときの余りを求めよ.
(2) x150 を x- a で割ったときの余りを求めよ.
(3) x150 を x2 -a で割ったときの余りを求めよ.
(4) x151 を x2 -a で割ったときの余りを求めよ.
(5) x151 を x5 -a で割ったときの余りを求めよ.
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【5】 座標平面上で,不等式
3⁢( log2⁡ x-1) ≦log2 ⁡y- 1≦2⁢ (log2 ⁡x-1 )
をみたす点 (x, y) 全体の集合を D とする.
(1) D を図示せよ.
(2) 点 (x, y) が D 内を動くとき, x+y の最大値を求めよ.
(3) 点 (x, y) が D 内を動くとき, x-y の最大値を求めよ.
2009-13338-0406
【6】 k は 0 でない実数とする.座標平面上で,不等式 x 2+y 2<k 2 をみたす点 (x ,y) 全体の集合を A , 不等式 y≧ 1 2⁢ x2- 2⁢k をみたす点 (x, y) 全体の集合を B とする.
(1) A∩B= φ となるような k の値の範囲を求めよ.ただし, φ は空集合を表す.
(2) A⊂B となるような k の値の範囲を求めよ.